ＢＬアパート◆125

　
[自室]

……っあー…喉いてぇ。
新さーん、助けてくだせぇ。
(自室の布団の上でごろごろしていれば時たまくしゃみをして苦い表情で喉を右手で触りながら恋人から貰った人形を見つめて呟き)

【あげさげ】

〔リビング〕

っ……。
あー、深爪いた～……。
（ぼーっとテレビを見ながら爪をいじっていると不意に爪が割れ、しょうがなしに爪切りを取り出し切り始めたが見事に深爪になり深くため息をつき）

【あげさげ！】

[ベランダ]

ん～～～～っ。
いい天気やんなぁ。

溜まった洗濯もん洗えるわ。

(両手を空へと伸ばして、大きく伸びをし、空を見上げてへにゃりと笑い)

【あげさげ】

　
[リビング]

…だりぃなおい、ったく誰だよ風邪うつした奴は…。
(買ってきた風邪薬を飲めばすぐさまソファーへとダイブしそこら辺にあったブランケットをかけて横になり)

【あげさげ待機かも】

〈リビング〉
霜月

……涼太？
(珈琲を飲もうかと二階からおりてくればソファに横になる相手に気付くと首をかしげ立ち止まり)

どないしたんや？
そんなとこで寝てー

【＼(^O^)／】

[リビング]
風馬

……真尋、か？
(名前を呼ばれゆっくりと起き上がればぼーっとした目で相手を見ては質問に答え)
少しだるくてよ、部屋帰るのも面倒だからここで寝てたんだ…。

【おお出会えたｗ】

〈リビング〉
霜月

見ての通り、愛しの真尋さんやでー？
(くすりと笑みを浮かべながら歩み寄りソファの前にしゃがみ相手の顔を覗き込んで)

なんや？
体調崩したんか…
俺が部屋まで運んだろか？
(心配そうに額にそっと触れて静かな声で問いかけ)

【久しぶりやなーｗ
絡めてよかった(^ω^)】

　
[リビング]
風馬

……はいはい、わかってるよ。(相手の発言に相変わらずだなと思い少し笑みがこぼれ次の言葉には苦笑しつつ額に触れた手を握り)

…そんな顔すんな、別に大丈夫だから俺は。

【久々に絡めて嬉しいぜい(^ω^)】

〈リビング〉
霜月

大丈夫言うても
心配くらいするわ
(手を握られると眉尻をさげつつ相手の手の甲に軽く口づけをし、もう片方の手で頭を撫でて)

あー……
不謹慎やけどしおらしい涼太にぐっと来てもたわ←

　
[リビング]
風馬

…逆に心配しなかったら、殴るだろうな。
(ははと軽く冗談を言いながら笑って見せた後に撫でられ気持ちよさそうにして軽く目をつぶり)

……今なら俺の事、襲えるんじゃねぇの？←