私立織愛学園＊59

<屋上>
梨乃先輩

……変態呼ばわりの意味が分かんないんすけど、

（殴られた所を”タンコブ出来てないかな…”と呟きながら摩り試すように相手を挑発し）

へー、先輩って人の名前聞いといて教えない常識知らずの人なんですねー
将くんショック。←

<談話室>
篠崎

嫌い、今は。
[ぼうっとし、無意識にも呟いていた言葉にはっとすれば悲しくなるでしょう？とくすりと呟きソファーに腰を下ろして]

あぁ、‥‥。
溜息は"やめ"にする
[くすくすと笑いながらも携帯の電源を落として相手に向き直り]

<談話室>

深町先輩

だといいけど…

はっきりしないから、壊れやすいから人の夢と書いて儚いって読むんですかね
(相手の言葉を聞いて外に目線を移しながら小さく呟くと眉を下げ少し切なそうに微笑み目線を向けると言葉を続け、言い終われば曇ったガラスに何かを描き始め"照れた先輩"とガラスを指差しながらくすくす笑い言い)

<談話室>
深町

本当、寒いのに君は元気ね
[苦笑しながらも相手に目をやり眠そうな相手を只ぼうっと眺めて]

<寮/屋上>

◆風夏

お、お前ぇえ‥
なにが目的だよー
(これか？それともこれ？と親指と小指を交互に動かし相手
に見せて)

ワ、ワタシは変態から身を守るた
めに名前を教えない常識人間です

<談話室>

灰原先輩

…そうですね
………でも、悲しくならない方法ありますよ？

(眉を下げ相手を見るとぽつりと言葉を洩らしソファに座るのを目で追い自分もベランダから離れ相手が座ったソファの背もたれに背を向け寄り掛かり小さく言葉を続け)

先輩に笑ってほしかったけど………その笑顔、ちょっと切ない

　
［談話室］
蜜

なんか難しいこと考えてんだね
…って、そういうのはいーの！
（相手の言葉をぽかんとして聞いたあとうーんと難しそうな表情をし、指差したものを見れば微かに頬を赤らめて焦って相手を見上げ）

ちづ

元気があればなんでも出来るってね
（肩を少し上げながら言えば楽しそうに歯を見せてひひっと笑い）

　

<屋上>
梨乃先輩

あー…
俺至って普通人間なんで
普通すぎて孤立人間なんで

（”クラスでも浮いてるっぽいし…”と自虐的笑いに空を見て話し）

へー…常識人間、ねぇ
…それならば、強制拝借しまーす
（ヒョイと学生手帳らしきものを相手から素早く取り背がたわない様に上らへんで読みはじめ）
梨乃千種先輩か…
なら梨乃ちゃんね。←

<談話室>
篠崎

悲しくならない‥方法？
[ソファの背もたれに背を向け寄り掛かった相手に振り向かずぽつりと呆れ混じりの笑みで口を開いて]

笑うのは苦手だから‥きっと、
ぎこちないだけ
[切ないといった相手に淡々と呟けばソファにもたれかかって]

<談話室>

深町先輩

考えることをやめたら人間じゃなくなっちゃうのかなって

(眉を下げながら微笑み目線を向け相手の言葉に答えると言動に満足そうにくすくす笑うと近くのソファの背もたれに寄り掛かり)