私立織愛学園＊59

-談話室-

▼葉山さん

どんな顔でもおたふく風邪みたいになったら嫌じゃない？
("こんなに丸くさ"と顎ラインに軽く円を描くように頬が大きくなった様子をジェスチャーし)

▼伊達くん

地方……？あぁ､えと…栃木
("そんなに変？"と目線を外し声のトーンが低くなって)

　
<談話室>

葉山

(小さく溜息を吐きくと立ち上がり少ししてから戻ってき)

もっとﾊﾞﾚない嘘つけよ
(鼻ですこし笑い氷の入った
袋を差し出し)
　

　
<談話室>

沖村

聞いたことねぇな、て
思っただけ
(椅子に座り先程のﾐﾙｸﾃｨｰを飲み)
　

　
［談話室］
沖村先輩

…最悪←
（想像してみると耐えられ無かったのか眉を寄せながら言い、伊達が持ってきた氷の入った袋を頬に当て）

伊達先輩

…は？
誰がいつ嘘吐きましたか←
（この期に及んでまだしらを切り通すつもりらしく袋を受け取って頬に当てながら喋り）

…どうも

　

　
<談話室>

葉山

ﾄﾞｱに当たると手形が
つくんだ？
(ﾆﾔｯと笑みを浮かべ)

ちゃんと冷やしときなさい。
(面倒くさそうに言い
椅子に腰掛けると再び雑誌に
目をやり)
　

-談話室-

▼伊達くん

あ､そか……ならいんだ
("変な目で見られなきゃいいし"と少し寒くなってきたのかもぞもぞ袖の中にきゅっと手を入れて)

▼葉山さん

ね？………あ､伊達くんお仕事早い
("何も出来なかったな"と続ければ申し訳なさそうに苦笑いをして頬を掻き)

いつぶつけたの？←

　
［談話室］
伊達先輩

そういう形のドアなんです←
（軽くムスッとすれば少しズレたようなことを言ってｸｯｼｮﾝを膝の上に置き）

　

　
［談話室］
沖村先輩

なにかしてなんて頼んでませんから
（相手の表情を見ればﾌｲｯとそっぽを向いて言いいつぶつけたかと聞かれれば少し間を開けてから答え）

……さっき

　

　
<談話室>

沖村

そう言うことです。
(目線は雑誌のままで言い)

葉山

‥あっそ、なら俺も
きをつけなきゃなー
(横目で相手の表情を見てﾌｯ
と笑えば棒読みで言い)

-談話室-

▼葉山さん

頼まれてやってたら
小学生でも出来る
気遣いってこういう事さね
("迷わず氷袋あげれなくてごめんね"とにこっと笑いかければ言葉を続けて)

そっか…にしても
結構な面積腫れてる…

▼伊達くん

…………それなんの本？
(相手の目線の先に興味を持ち､それを凝視して)