私立織愛学園＊58

<学園/二階廊下>

天草

久しぶり、天草湊さん

(いつも通りのやりとりにおかしそうにふっと頬を緩め笑い目線を向けると、相手の不思議そうな表情に悟ったようににこっと微笑みながらからかうように続け)

久しぶりすぎて度忘れしちゃった

　
<屋上前>

風夏

赤だと目立つだろ？
(赤好きだしねとつけたし横目でそちらを見)

信号て‥(再びﾊｧと小さく吐き)
　

[学園/二階廊下]
篠崎蜜くん

ちょ、ひどい！
…だがしかし覚えてたみたいだからよしとしよう。
(ガーン！という効果音が聞こえてきそうなくらい大袈裟に傷ついた振りをするも、すぐにぱっと笑顔になれば偉そうに腕を組みうむ。と頷いて←)

<寮屋上前>

風夏くん

………そろそろ離してほしいんですけど。
(やっぱり恥ずかしいらしく相手から視線を外すと呟き続いての言葉には思わず小さく笑い)

…なにそれ？

伊達くん

ふーん…？
まぁいいけど…。
(不思議そうに首を傾げると変わってると内心思い)

<学園/二階廊下→>

天草湊さん

………ふ、大袈裟

(相手の言動をじっと見ると小さく声を洩らして笑い目線をむけ言うとクラスに戻ろうと登りの階段へ向かいそう言えばと振り返り)

…俺ごみ箱クラスに戻しに行くけど、まだなんかやることあるの？

<屋上前>
伊達ちゃん

信号機もいろいろ目立つからいーじゃん←

(からかい少し笑って吹き出し)

瀬戸先輩

(様子を伺うも離そうとはせずに相手の手を見ながら手の内側を口に宛てて)

そんな人が居ないって事かな?
それに今の季節は人肌恋しいって言うし…

(少し経つと手を離し”またお願いしよー”と手をヒラヒラさせて階段を下りて行き)

【ごめん、用事落ちしまﾉｼ】

　
<屋上前>

瀬戸

じゃ、綺麗なお姉さん
こいつに変なこと
されないようにね。
(風夏のことを指さし軽く微笑み
ﾄﾞｱﾉﾌﾞに手をやり開けたとたん
ﾌﾞﾜｯと風が吹き)
　

<寮屋上前>

風夏くん

………変な子。
(掌を見て先ほど思っていたことを口に出すと相手の背中を見送り)

【またねﾉｼ】

　
<屋上前>

風夏

ぜって－嫌。
(視線をそらし屋上の方へ向かい)

【絡みありがと。にこ】
　

[学園/二階廊下→]
篠崎蜜くん

ん？いやいやいや
寧ろ暇すぎて死にそうだったんだよ、あたしゃ
(相手に声をかけられれば、ぶんぶんと首を横に振り肩を落とせば暇暇アピールをして←)