私立織愛学園＊58

[中庭]

白雪

いや､兄貴と同じ呼び方になっちまうし…
持田家の男には変態の血が流れとんじゃき｡こうなったのは親父のせい
(とっくに時効になっている事をまだ気にしているのか曖昧な笑みをうかべ変態と言われると開き直ったように言い間合いを開けられた事に気付き自らそれをうめて自分を指差し)

ほら､ワシＭとちゃうし

→風夏

ほー……元気なやつがおるもんじゃ
(相手が走ってるのを見れば感心したように言って)

<→中庭>
白雪会長

ん?……。
あ、噂の美人かいちょーではありませんか

(笑い声が聞こえ回りを見れば一人該当人物が居たためｸﾙﾘと方向変換して中庭に近付き若干棒読みで声をかけ)

…起きるの早いっすね。←

〈中庭〉
持田

あー…
って、太郎ちゃんも大変ね？変態な父親持つとお互い苦労するわ
(目を細めてアハハと力なく笑い、被るくらいなんだと口を尖らせ)

なら、雛姫って呼びなさいよ。白雪って、なんか…嫌

ああ、私もＳじゃないんだからね？新しい快感なんかに目覚めないで
ぶっ飛ばすわよ？
(眉を寄せてこぶしを握りじっとり相手を見上げ)

持田

あれま…
これはこれは持田のお兄さんではないですか…。

(会長に笑われた為近くに来れば目線を持田に写し指示棒で相手の頬を突きながら)

走ってたのはアレです…えーっと寒かったから?

〈中庭〉
風夏

もう会長じゃないわよ？
それに、無理に褒めなくて平気だから…；
(眉尻をさげ苦笑し、首をかしげきょとんとと相手を見て)

いや、普通でしょ？
むしろ起きなきゃダメな時間じゃないの…。
(携帯を開き時間を確認すると目を細めて呆れたように言い)

<中庭>
白雪先輩

俺学校事情あんま聞かないんで。それにホラ噂ですし…ね?

(相手を上から下まで見れば意味ありげにﾌﾌと笑い)

自分朝弱い子ちゃんなんで←
誰かがお越しに来てくれれば起きるんだけどなー…。

(若干気持ち悪く言えば望む様に目を見て話し)

[中庭]

白雪

ホンマじゃ｡おかあも何であんなんと結婚したんじゃ………｡
(生涯の疑問を呟き溜め息をはけば"最近どーよ？"としのが休学なのを気にしてか遠回しに尋ね)

…………………考えといちゃる

ちょ､殴るなや？まじで｡その態度はどう見てもＳじゃ……
(少し間をあけ相手の顔を見れば短くそう告げ握りこぶしが視界に入れば本気で焦りだし思った事が口にでてしまい)

→風夏

……………………………………｡
その呼び方やめい｡全力疾走したら体あったまるぞ
(頬を突かれると無言で受け入れ笑ってはいるが目の下辺りをピクピクさせ相手の発言を聞けば寮から学園まででは温めるのを無理だと思い真面目に返して)

〈中庭〉
風夏

あー…
なるほど、って何だか勘に触ります。学校事情くらい把握しなさいよ。
噂をまんま言われたって嬉しくもないっていうか、思ってないこと口にすんじゃねーわよってか…←
(相手の表情に不貞腐れ噂だけが一人歩きですよと目を逸らし)

……起こしてあげようか？

持田

お兄さんこわーい←

(完璧に棒読みで怯えるマネをして相手の反応で遊び全力疾走しろと言われれば両手を上げて降参のポーズし)

そこまで体力ないに決まってんだろ?
それにホラ
『体の寒さは人が温めてくれる』っていうじゃん?←

(同い年のせいか急にタメ口になり遠回しにエロい事を言うが”コレ本の一文なんで…。”と勘違いされないように言い)

〈中庭〉
持田

………。

……どーもこーもないわよ。
(忍の名が出ればしおしおと拳をおろし、ガックリ肩を落として何してるのかしらとぶつぶつぼやきだし)

殴らないわよ
Ｓじゃないんだからね？ほんと。殴ることで快感は得ないわよ
(口を尖らせながら相手の頬を力一杯摘み)