私立織愛学園☆53

〈美谷女自室〉

莉多

うるせぇな……好きなんだからいいだろ
（目を細めながら言えば小さくあくびをして"で……大切な話ってのはなんだ"と目を擦りながら尋ね）

〔自室▼総〕

はいっ…手編みのマフラー。今日は二人の一ヶ月記念日…（照れているのか悲しいのか少し笑いつつ微笑んで渡す）

<屋上>
親元先生

…………せんせ、い?
こんばんわです…。

（除くように顔を出して挨拶すればヒョコッと出て来て恐る恐る尋ね）

寒くないです……
膝かけ持参しました……。
…先生、注意しないんですか?ミー夜遅いのに来て……

<寮/屋上>

親元先生

………………むぐ
(言うと相手に口を塞がれ声を洩らすと少し目を丸くし頭の中ではヤンキーとゆう単語を連呼しながら相手を見て)

…無責任ー
(相手の言葉に腑に落ちない様子で口を尖らせ無表情で言うと"ちぇーっ"と小さく洩らし)

〈美谷女自室〉

莉多

え……今日だっけ？明日だと思ってた←
（相手の言葉に頬を赤らめるも勘違いが発覚して軽く落ち込み"サンキュ"と言い受けとれば恥ずかしそうにいい）

明日…さ、デートしようぜ。遊園地とかに

〔自室▼総〕

うん。明日？明日って５日？６日？（眉間にしわを寄せながら考え）

<屋上>
渚先輩

!!?………。

（声をあげられﾋﾞｸｯと驚き反動で一旦ドアを閉めるも少し経てばｶﾁｬっと出て来て緊張しながら挨拶し）

えと……き、桐生鈴乃…です。
………先輩?

〈寮/屋上〉
桐生

あー…
寮の中やし、明日休みやし
寝れへんねやったら仕方あらへんやろ？
(あはははと渇いた声ににこやかな笑みを浮かべて首をかしげ)

渚

無責任言われてもなー
興味も知識もあらへんから
(肩を竦め首をかしげ微笑み、寒っと首をすぼめ)

<寮/屋上>

鈴ちゃん

…3年の渚ですよー
(相手がきたときと扉を閉めまた開けたときの表情がまったく変わらず無表情でぽかんとしながら出てきた相手に自己紹介を返し)

すーずーちゃーんー
(言うと表情を変えずにちょいちょいと手で相手を呼び)

<寮/屋上>

親元先生

なんですとー
…ちぇっ、じゃぁ私はこれから交信の手続きをー…
(つまらなそうに口を尖らせて言うと目線を下げ独り言のようにぶつぶつと呟き相手の寒い発言が耳に入ると首を傾げながら顔をあげ無表情のまま相手の背中に両手のひらをつけ)

先生なんで寒いんですかー