私立織愛学園☆53

<→自室>

山下くん

…………。
(我に返り首を振ると慌てて薬とｺｯﾌﾟを拾い続いて部屋に入り相手を見)

え……ちょっと待って、なにしてるの？←

【寮/瀬戸部屋】
瀬戸

いや気にしちゃったから。
(あんな事されちゃ気にして気にして仕方ないから上がらせてもらったと部屋を見回しいつも通りダルそうな雰囲気と口調で勝手な事をサラッと告げ)

とにかく薬ね。
(はい、飲んで～と相手の手からコップを取ると台所でコップを洗って水を入れたコップを差し出し)

<自室>

山下くん

……ごめん…つい。
(でも本当に気にしないでと言いかけるとｺｯﾌﾟを差し出されたので受け取り、眉を下げ薬をｼﾞｰｯと見るが動かず)

…………。

【寮/瀬戸部屋】
瀬戸

これ飲んだら帰るからよ、ほら。
(ささ瀬戸様と促すように顎をクイクイとやってから相手を見つめ顎をポリポリと片手でかいて)

<自室>

山下くん

あ……、…うん。
(帰っちゃうのかと少し寂しく思うが口には出せず眉を下げ薬を見)

苦手…なんだよね。
…後でちゃんと飲むよ。

【寮/瀬戸部屋】
瀬戸

ダメダメ何後でって。
そういう奴に限って飲まないんだよ。
(ヒラヒラと頭の上で否定するように手を振りテーブルの近くに胡座かいて座り、苦手なモンはさっさと片付けた方がいいのと続け)

飲まないと俺今日お泊まりになっちゃうし、こんな可愛い女の子が熱で苦しんでもらいたくない訳俺は。
(ほら女子には優しい山下だからと意味不明な自称説を上げて)

<自室>

山下くん

飲むよ………たぶん。
(相手を見るとどこか赤い顔で苦笑し曖昧に返事をし)

優しいかは別として……これ飲んだら帰っちゃうんでしょ…？
(薬を見るとﾎﾟﾂﾘと呟きﾌﾗﾌﾗと座り込み)

…しかも…もう熱、あるっぽいし…。
(なんとかそれだけ言うと目を閉じ椅子に寄りかかり眠ってしまい)←

【ごめん;;急落ちﾉｼ
放っておいていいからｗﾉｼ】

【寮/瀬戸部屋→四階廊下】
瀬戸

そりゃ帰るで……………は？ちょ…
(床に視線を落としながら喋るも熱ありそうとの言葉に顔を上げ、相手が寝てしまうのをただ見るだけみて言葉を出すもすでに相手は眠りについていて)

マジッスか。
……放置かコノヤロー。
(とりあえずと少し動揺しながらベットに運び布団をかけるといそいそと躊躇しながら棚をあさり、タオルを見つけて台所に行き冷水で濡らして絞ったタオルを相手の額に乗せて部屋を出て)

【ﾉｼ】

【寮/自室】

……………。
(歯ブラシをくわえながら上に顔を向ける状態でベットにドサッと倒れこみ)

…………………。
(シャカシャカと歯ブラシを動かしながら天井をぼうっと見つめて)