私立織愛学園☆51

<寮/屋上>
穂乃佳

おばちゃんっぽいって言われたいのかよ
(相手の言葉にキョトンと目を丸くすると"子どもっぽい方が可愛いだろーが"と言いながら相手の眉間に指を置き"シワになんぞ"と優しく撫でて)

【寮/二階廊下】
篠崎

あ？そういう山下ぁ？
(何がと普通に尋ね返せばちょいちょいと相手の腕を掴み)

俺小腹減ったんだよね。
部屋戻るんだよすなわち。

んで、お前も来る？

<寮/二階廊下→>

真

女関係…
(口に手を当てにやにや笑いながら横目で相手を見て聞くと腕を掴まれよろついて止まり)

…俺もお腹空いたけど…え、なに、作ってくれるの？是非行く。

【寮/二階廊下→四階廊下】
篠崎

…………、ない。
(ニヤニヤする相手を尻目に間を空けてハッキリ口調で女に縁がない事を告げ歩き、蜜はどうなんだよ？と続け)

作らなきゃ食えねーよ。
レトルトだけどそれでいいなら。

<→寮/四階廊下>

山下

…へえ？以外…
(相手の返答につまんなそうにするも目を丸くして少しびっくりした表情をし"俺も残念な結果"とへへっと笑いながら言い)

…じゃあ行ってあげてもいいよ。
お腹空いたしね………

【寮/四階廊下→自室】
篠崎

以外？お世辞も程々にして下さいよ。
(●●位なレベルの感じだったら…と女子にモテモテな男の名前をあげながら自室へ入り)

今度上からな感じだったら………何その間？
(言いかけて間が気になり問いかけ)

<→真部屋>

真

…え、真モテてなかったっけ。…………昔の話？
(頭の中で思考回路をぐるぐる巡らせると浮かんだ言葉を理解する前に口に出したので悪怯れた様子もなく言い)

…いや、別に。ミルクティーも飲みたい。
(真の部屋に向かい歩きふぁと欠伸をしながら言うと"おじゃましまーす…"と小さく言ってきょろきょろしながら相手の部屋に入り)

【自室】
蜜

さあ？モテてた時期あったかしら。
(そりゃあね、告られたりはしたよとダルそうに頭をかきながら冷蔵庫へ向かい)

つーか別にとかいいから言えよ。
(シンプルな部屋の一角に大量のジャンプが積まれており、そこらに座ってと言ってからやっぱり気になりもう一度尋ね)

じゃないとミルクティーがミルクになるから。

<真部屋>

真

…なにそのモテ発言をけだるそうに言ってるの
(部屋の中に入るとベッドの横に座り背中をもたれ相手の発言にじーと軽く睨むように見つめながら言い)

…え、本当になんでもないって。てゆーかただのミルクは嫌だ。
(積み重なってるジャンプをちらっと見ると相手に目線を移し冗談っぽく笑いながら言い)

【自室】
蜜

あ？話振ったのお前だろーが。
(なのにスッゴい視線送んなバカヤローと顔だけ少し相手の方へ向け、また戻しレトルトパスタのパックを二個取り出し立ち上がるとパックをレンジに入れ)

わかったわかった。…つかミルク単体やっぱ嫌だよな、うん。
(麺…麺…と呟きながらパスタ麺を出して水を入れた鍋をコンロに置き火にかけ)