私立織愛学園☆49

<図書室>

深町先輩

そうですけど…先輩、声でかいですよ…//
(見つめられたのと名前を呼ばれたのと声がでかかったのに恥ずかしそうに口元に手をあて目線をそらしながら小さく呟き)

…図書室と友達というより…本と友達ですかね
(相手の質問ににこっと冗談混じりに笑いながら返答すると"ここの段です"とくるっと振り返り棚をとんとんと差し)

　
［談話室］
篠崎

あははっ
反応可愛いなぁ
（恥ずかしがっている相手を見れば思わず頬を綻ばせ小さく笑いながら言い）

ありがと
本好きなんだ？
（本棚を見上げれば横に移動して探しながら尋ね）

　

<図書室>

深町先輩

…俺、男です…
(可愛いという言葉にぴくっと反応しそのままの状態で言葉だけ反論し)

好きです…片思いですけど
(ははっと冗談っぽく言いながら笑い本を探す相手の後ろをゆっくり歩き)

<図書室>
深町、篠崎

あ、ちょうどいいとこに人が……
(図書室に入ってくると人を見つけてずかずかと近寄り"源氏物語って作者誰だっけ？"と唐突に質問を投げかけ)←

【やぁやぁ＼(^O^)／】

　
［図書室］
篠崎

男でも可愛いもんは可愛い←
蜜って呼ぶね
（胸を張って言ったあと勝手に相手の呼び名を決めて）

本も蜜のこと好きだと思うよ
（にひっと明るく笑いかけたあと本を見つけ背伸びをしながら取り）
　

<図書室>

笹本先生

…紫式部ですよ、先生
(少しぽかんとした顔をして相手を見ると小さく微笑みながら相手に教え)

【きたー＼(^O^)／】

<図書室>

深町先輩

…まあ、なんでもいいですけど…
(恥ずかしそうに口元に手を当てたまま目をそらして小さく返事をし)

…だと嬉しいです
(相手の言葉を聞き嬉しそうに笑顔で言うと"大丈夫ですか？"と後ろから本を支え)

<図書室>
篠崎

あぁ、紫式部な
(相手の言葉を聞いて"だと思った"と分かり易い嘘を吐くと本を探しに行き、しばらくしてからハードカバーと文庫本の源氏物語を持って来ると"どっちが面白い？"と訳の分からない質問をし)←

〈図書室〉

あら……微笑ましい光景ね……
（話し声が聞こえて顔をあげれば篠崎たちが視界に入り頬杖をつき様子を見てからニコニコ笑いながら感想を呟き）

【あげ】

<図書室>

笹本先生

…それじゃあ、先生は聞いたほう読んでください
僕はこっちを読むので
(源氏物語の文庫を相手に押しつけると自分はもう一つの本を手に取り"ちょうど読む本探してたんですよ"とにこっと笑い相手に言い)