私立織愛学園☆46

〈寮/四階廊下〉

龍崎先輩

大丈夫。まだ平気
（軽く笑いながら部屋をひとつひとつ見ていき相手のいる逆方面に進みながら探し）

夏目

そうか。気が向いたら自分から関わってこいよ
（木下を抱き抱え"もう関わってるがな"と苦笑して落ちないように強く抱き、部屋を探し）

広いよな………やっぱ
（誰に言うでもなく呟き奥まである部屋を見てため息をつき）

<寮/四階廊下木下部屋前>

夏目

まだまだ、子供だな。
(相手の様子を見て小さく呟きフッと笑い)

[寮木下自室前]
高沖

おぅ、そうする。
(ニッと微笑みながら相手の話を聞いて"あ、ほんとだ"と苦笑し)

あ、あったっぽいぞ。
(龍崎をみて"た～か～お～き～"と子供のように叫んで呼び)

龍崎

……？？なんか言った？
(顔だけ相手に向けてきょとんとして)

〈寮/四階廊下〉

夏目

なんか馬鹿みたいだな
（可笑しそうに笑い"気づかないなんてよ。俺たち"と言い堪えきれなくなり笑いだし）

ん？見つかったみたいだな
（相手のほうに行き部屋の前で足を止め木下をおろし）

<寮/四階廊下木下部屋前>

夏目

いや、何でも無いさ。
(相手を見て軽く微笑み)

高冲

(腕を組み壁に寄り掛かり来るのを待ち)

〈寮/木下自室前〉

龍崎先輩

見つかったんだ………
（部屋の前にくれば抱き抱えていた木下をおろしどうするかと軽く考え）

[寮木下自室前]
高沖

…ぷ、そ……だな、ふはっ…馬鹿みたいだ。
(笑いをこらえながら言うものの最終的に吹き出し面白そうに笑い)

あー…ついた。
(溜め息をついて"馬鹿木下"と言って木下を見下ろし)

[寮木下自室前]
龍崎

………そ。
(しぶしぶ納得して"冷えるなー"といい眉を寄せて腕をさすり)

〈寮/木下自室前〉

夏目

馬鹿だよな。どっちも気づかねぇんだから（珍しく笑いお腹を抱えて笑いだし収まれば涙を拭きながら木下抱き抱え）

とりあえず……部屋に入れるか
（再び抱き抱えて部屋に入り寝かせてから"世話やかせんなぁ"と呟き部屋を出て）

<寮/四階廊下>

夏目

これでも着てろ。
(上着を脱いで相手に被せてしゃがみ込み木下の服を探って鍵を見付けて高冲に渡して木下を抱えて)

高冲

恐らく…やはりな。
(夏目に上着を被せてやりしゃがみ込み木下の服を探り鍵を見付けて高冲に渡して木下を抱えて)

ドアを開けてくれ。