私立織愛学園☆46

[寮屋上]
高沖

いや、そういうわけじゃないぞ。
ただ、笑顔を向けられるとは思わなかったから
(無表情で言いはは、と苦笑しながら降りて)

……いや～
黒い笑みにみえたから腹黒と言ったのに、違うと言われたから…
(目を反らしてひきつらせて言い"私目が狂った？、と思っただけ"と苦笑いでつけたし)

龍崎

大丈夫。許可あるから。
(ニッ、と笑って袋をブンブンふり)

〈寮/屋上階段〉

夏目

そうか……以外って思ったわけか
（自分なりに納得して頷けば面白かったのか相手を見てからﾆｺｯと笑い）

腹黒って言われて頷く奴は…ただ口が悪いだけだ
（さりげなく腹黒と口が悪い奴の区別を教え笑みが自然と黒い笑みになり）

<寮/四階廊下>

高仲

まぁ、説明は後で良いさ。今は木下を。屋上で良かったな。
(高等部の部屋は四階な為直ぐに木下の部屋に向かえる為言い)

夏目

それなら良いが。
(相手の発言に少し呆れながら言い)

〈寮/屋上→四階廊下〉

龍崎先輩

わかった。で……先輩の部屋は
（返事をして辺りを見渡すが場所が分からず相手の方を向き困ったように眉をさげて聞き）

[寮四階階段]
高沖

そーゆーこと。
…ま、嫌われてるのは変わらないと思うけど…
(微笑みながら言いかえしたあと独り言をいい)

……あ、そなのか。
覚えておく
(相手の笑みにひきつらせて小首を傾げて言い)

龍崎

それに、借りも貸してんの。
(黙々と降りながら呆れる相手にいい)

〈寮/四階廊下〉

夏目

そんなに嫌われたいのかよ
（相手の言葉に苦笑するもすぐに悲しげに笑い俯くも木下を抱き抱え）

覚えなくても……いいぜ
（先ほどまでの黒い笑みを消して優しげな微笑を浮かべ、素直な感想を言い）

<寮/四階廊下>

高仲

木下の部屋か…確か。扉に書いてあると思うが…
(歩いて一つ一つ扉を見て)
夏目

借り？
(木下の部屋を探す為に歩いて一つ一つ扉を見て)

[寮四階]
高沖

別に嫌われたいってわけじゃないぞ。
(無表情で首を傾げて呟き"外れてないだろ？"とつけたし)

……なら、覚えない
(面白そうに笑って木下の部屋を探して)

[寮四階]
龍崎

……多分な、多分。
いろいろ木下にやってやってんだよ。
(木下を思い浮かべて呆れて苦笑し)

あと、木下も慣れただろーしさ。

〈寮/四階廊下〉

龍崎先輩

そっか………
（納得して呟き部屋を探すも早く歩けないため辺りを見渡しながら広範囲で探し）

夏目

ふーん。嫌いなら関わらねぇよ
（横目で見て返し相手の質問を曖昧な答えで返し）

そのほうがいい
（部屋を探すも疲れたのか立ち止まり首を動かし）