私立織愛学園☆46

〈談話室〉
高沖

……ふふ
想像とは違っていい子なんだね。赤くなっちゃってほんと可愛いわ
(にたぁーっと笑みを浮かべ、頭を撫で続けて手を放し)

汚い？
え？……あ
もう、頑張ってるの知られたくないんだ？
(教科書を閉じられきょとんとするも、相手の表情を見て首をかしげ)

〈談話室〉

白雪先輩

どんな想像してたんだ
（相手の言葉にきょとんするも"赤くない"と断言し不満そうに口を尖らせ子供っぽい表情をうかべ）

汚い。…………知られたらかっこわりぃじゃん
（はっきりと断言して教科書を背中に隠してから自分流の理論を述べて目を泳がせて）

〈談話室〉
高沖

んー…
我が儘ぷーで、自分勝手な問題児かと思ってたわ←
(まったくもって外れてると肩をすくめて)

え？
カッコ悪くないじゃない
何かを頑張ってるのって凄く格好良く見えるわよ？
(きょとんと首をかしげ、ﾚﾓﾝﾃｨｰを啜って微笑み)

〈談話室〉

白雪先輩

俺って……そんなに見えてたんだ
（ひきつった笑いを浮かべながらあからさまに肩を落とし"Ｓは打たれ弱いのに……"と独り言のように呟き）

授業サボってんのに……試験だけやるってのは…変だからな
（悲しげに笑い表情を隠すように教科書で顔を隠して俯き）

〈談話室〉
高沖

ぷっ
なーに、肩落としちゃってんのよ…。だって、あまり話したことなかったし
素っ気なかったんだもん君
(ごめん、ごめんと吹き出し笑いながら相手の頭を撫でてやり)

そう思うなら授業出なさいよ
煩く言われたくないから
テスト頑張るんでしょ？
(頬杖をつき相手の教科書に手を伸ばし)

〈談話室〉

白雪先輩

Ｓは打たれ弱いんだよ
（ムッとして相手を見るも頭を撫でられているため顔を上げられずに上目遣いになり）

………わぁったよ
（教科書を慌てて取り背中に隠して相手に見られまいとし）

〈談話室〉
高沖

なんだ
この可愛い生き物わぁー
(上目遣いと強がりな相手に眉尻を下げてぎゅむっと抱きしめ、弟にしたいと頭を撫でくりまわして)

いい子、いい子

〈談話室〉

白雪先輩

ちょっ………先輩っ
（いきなりのことで状況が飲み込めなく、思考がついていけずにされるがままの状態で）

………問題児扱いされないように
（ムスッとした表情で言うも子供っぽい言い方に変わり）

〈談話室〉
高沖

いやぁー
可愛いエキス貰ったわ
うん、可愛かった
(相手から離れれば満足げな表情で微笑み頷いて)

ふふっ
それでいいんじゃない？
そろそろ部屋戻るわね？テスト勉強もほどほどにしなよ？
(肩をすくめて笑顔を向けたあと談話室を出て去っていき)

【絡みありがと☆
落ちﾉｼ】

〈談話室〉

白雪先輩

……はぁ…。そんなにかぁ？
（間の抜けた返事をしながらも相手の言葉に不思議そうに呟き首をかしげて自分なりに考え込み）

あぁ……わかったよ
（出ていった相手を見てひらひらと手を降り独り言のように呟き）

【ﾉｼ】

【俺も落ち】