私立織愛学園＊33

［寮/屋上］
秋山

足が痺れると…痛いから←
（相手を見ずに呟けば意外と子供みたいな流行で）

昔からやってる人に勝ったらカッコイイじゃない
（相手の方に顔を向けじっと見つめながら言い）

[寮/屋上]

葉山先輩

ぷっ………
先輩って子供なんですね？
(小さく吹き出せばクスクス笑いながら言って)

それは､もう才能の域っすよ
(相手の方を向くと目を合わせ笑って携帯を取り出すと写メを撮ろうとし)

［寮/屋上］
秋山

あんたより１つ上
（眉を寄せてムッとすれば年齢的なことを言い←）

…何してんの
（素早く相手の携帯を取り上げれば後ろに隠して睨み付け）

[寮/屋上]

葉山先輩

……知ってます､
だから普段､校舎で
会わないんじゃないっすか
(少し固まってから苦笑しながら言って)

Σ………あははははは､
む､向こうの景色撮ろうとしたんですよ
(いきなりの事で驚き乾いた笑いをすると指を指し早口で言い)

［寮/屋上］
秋山

校舎で会いたかった？
（相手の言葉にｸｽｯと笑いながら小首を傾げて尋ね）

ふぅん…
（相手が指差した方を見ながら割と素直に信じて相手に携帯を返し）

　

[寮/屋上]

葉山先輩

会いたいなあ
制服着とる先輩見たいし
(へへっと笑って鼻の頭をかき"ニーハイだとやばいな"と勝手に妄想を始め←)

あ､ありがとうございます
(素直に返してくれた事に若干､戸惑いながらも受け取り"姉ちゃんに頼むか"と小さく呟き)

<談話室>

なんて事だ…んぅ？
(携帯電話をとりだし)
…もしもし…ふむ…おー　付き人その２もとい付き人その２のｱﾙﾀｰﾆﾔではないかどうしたのだ　
(談話室のソファーに座り込むと電話を持っている手が震えだし)
ななななな…なんだとぅー我が一族に代々伝わると言われるウーパールーパーの左後ろ足のくるぶし的なとこの下の産毛から作られる指さっくがほつれただと！(その場に座り込み手で顔おさえ)

［寮/屋上］
秋山

…最低
他の奴と考えてること変わんないのね
（ニヤける相手とは対照的に無表情になれば覚めた視線を相手に向けて）

頼むって何を？
（無表情だが有無を言わせない雰囲気を醸し出しながら尋ねて←）

[寮/屋上]

葉山先輩

…………………………………｡
変わらへんで？
制服のが魅力ありそうやし
(暫く沈黙してから正面を向いたまま言って)

え？あ､え－…っと
ね､姉ちゃんなら写メ持ってるかな－って
(雰囲気に負けて引きつった顔をしながら言って)

［寮/屋上］
秋山

………。
…観賞用？
（口を噤んで黙った後儚げに笑いながら呟くように尋ね）

なんでそんなに写メが欲しいの
（呆れたように息を吐けば相手を見つめて）