“ばいきんまん”の石像に“蹴り”「角」を折った疑い

高知市にある“ばいきんまん”の石像を蹴って倒し、“角”を折った器物損壊の疑いで、香川県の男が逮捕されました。男は「その通りです」と容疑を認めているということです。

逮捕されたのは香川県高松市の２１歳の男です。男は６月９日、高知市はりまや町にある“ばいきんまん”の石像を蹴って倒し、左の角の部分を壊した、器物損壊の疑いが持たれています。男は仕事で高知市に来ていて、８日の夕方ごろから、仕事仲間と居酒屋で飲酒をしていたということです。９日の午前１時すぎから午前３時前までの間に、男が石像を正面から蹴り、石像が台座から転げ落ちたということです。左の角は、落ちた衝撃で折れたとみられています。男は「その通りです」と容疑を認める供述をしているということです。

６月中旬、長さ１２センチほどの角が折れているのに気づいた通行人が通報。石像は２０１９年に「高知北ライオンズクラブ」が高知市に寄贈したもので、ベンチの上にはみ出た鉄製の棒にはめられる形で設置されていたものでした。被害額は４万７５６４円だということです。