天界にて生まれた熾天使は、光を羨みそれを欲した。力持つ天の子として、絶対なる神に刃を向け、反旗を翻した。

偉大なる熾天使の反乱で、天界は混沌と狂乱に包まれた。神槍も炎剣をも退けて、絶対神と刃を交えるべく戦った。

反逆した天使は神との戦いに敗北した。ゆえに唯一神から天上より追放され、煉獄を越え地獄の底へと堕とされた。

かつての熾天使は、堕天使として地獄の王座に君臨した。いつか反逆の翼を翻し、光を己が手に入れるために。

かなや

ロイヤルオース・ガウェイン

王に勝利を捧げることが、円卓の騎士としての僕の使命。だが数多の戦場を疾走り、僕は勝利の真の重みを知った。

僕は王に勝利を捧げる…数多の死、敗者の無念を踏み越えて。勝利の美酒に酔いしれるだけの若き日は過ぎ去った。

敵が流す血は我らの誓いの代償であり、味方の流す血は我らの誓いの覚悟…!痛みを越えて、王の意志を実現せん…!

雲は裂け輝ける未来が僕を導いている…!この勝利の遥か遠くで輝く、王が統べる調和と豊穣の国を目指して進まん!