照英が猫のコスプレしながらiPadいじってる画像下さい
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#898 [新参者◆HeyRIdy3RY]
7.美の一時性・危険性について教える
しかし、美は永遠の喜びであるといっても、誤解しないで欲しいのですが、永遠なのは美に対する感動であって、美そのものではないのです。美はむしろ、もろくはかないもの、「容色は花のごとく色あせる」、「一番美しい花が一番早くしおれる」ものなのです。今を盛りの美女も、それに魅了される若者も、ともに銘記すべきコトワザでしょう。また、美が幻想であることを暴くコトワザに「美人というも皮一重」がありますが、美形の背後にあるものを見よ、という教訓です。だが、はかない美には強い力があることも忘れてはなりません。「美貌は牛よりも引く力が大きい」などのコトワザは、美の力の危険性を指摘しています。
教訓17. 美は短命で、醜と隣り合わせ。
教訓18. 美の力は強く、危険である。
:15/03/24 22:58
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#899 [新参者◆HeyRIdy3RY]
8.美と好みの主観性について教える
日本には「夜目遠目傘の内」という、一種の謎かけコトワザがありますが、これはご存じのように女性が美しく見える条件を述べています。美は、見る場所、見る時間、見る人によって、大きく違ってきます。英語のコトワザも同じことを言います。白昼には薄汚い野良猫も、「暗やみでは猫はみな灰色で美しい」となります。美には客観性はないと思わなければなりません。ずばり、「美は見る人の目の中にある」と教えるのもよいかもしれません。人の好みについても、同じことがいえます。「タデ食う虫も好きずき」、「好き嫌いには理由がない」といって、好みの主観性を指摘しています。
教訓19. 美は見る人の目の中にある。
教訓20. 人の好みも主観的である。
:15/03/24 22:59
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#900 [新参者◆HeyRIdy3RY]
900
後100かー
:15/03/24 23:00
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#901 [新参者◆HeyRIdy3RY]
9.外見と中身の不一致について教える
今度は、美を含めて外見一般について考えてみましょう。今日でも、表面は一分の隙もない紳士が希代の詐欺師であったという事件が、よくマスコミで報じられます。騙した奴も悪いが、騙されたものも油断があったとして、用心を呼びかけるのが報道の常套手段ですが、ことほどさように、外見と中身は食い違うものです。「光るもの必ずしも金ならず」で、泣かされる場合が多いのですが、ときには「犬の吠える相手が泥棒とはかぎらない」こともあって、外見は悪いが中味のよい場合もあります。いずれにしても、「見かけは当てにならない」から、「本の中身を装丁で判断するな」というコトワザの教えを守りたいものです。
教訓21. 外見と中身は必ずしも一致しない。
教訓22. 見えない中身には用心せよ。
教訓23. 外見がよくても中身は悪い。
教訓24. 外見が悪くても中身は立派。
教訓25. 外見で判断するな。
:15/03/24 23:00
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#902 [新参者◆HeyRIdy3RY]
10.外見と中身とどちらが大切かを教える
では、われわれ自身の生き方の問題として、外見を重視すべきでしょうか、それとも中味を大切にすべきでしょうか。一方には「馬子にも衣装」で、「立派な衣服が人をつくる」とするコトワザがあります。形を整えれば、それにふさわしい内容が自ずと形成されるという考え方です。それに対して、「衣服は人をつくらず」のコトワザも多くあります。「顔は心の指標」や「振る舞いの立派な人こそ立派な人」などは、大事なのは中身であり、心や人格をみがけば、それは形となって外に現れ、人に評価されるというものです。さて、みなさんはとちらを選びますか。
教訓26. 外見が中身をつくる。
教訓27. 外見は中身をつくらない。
教訓28. 中身が外見をつくる。
:15/03/24 23:01
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#903 [新参者◆HeyRIdy3RY]
11.小さなもの・少ないもののメリットについて教える
一般に、人間は大きなものを好む傾向があるのでしょうか、小さなものはとかく軽視されがちです。だが、それに異を唱えるコトワザがあります。「小なるものは美しい」や「小さな魚は美味い」などです。しかし多くのコトワザが小さなものを称揚するのは、それがやがて大きくなるからという理由からのようです。「大きなカシも小さなドングリから」といいます。この考えの背後には、小なるものが大きく成長していくためのたゆまない努力、継続の力への賛美があります。「塵も積もれば山となる」に類する英語のコトワザは、「小銭を大切にすれば、大金はおのずから集まる」などがあります。
教訓29. 小さなものは小さいなりに価値がある。
教訓30. 小さなものも次第に大きくなる。
教訓31. 小さなものを手段にして大利をあげる。
:15/03/24 23:02
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#904 [新参者◆HeyRIdy3RY]
12.小さなもの・少ないもののデメリットについて教える
逆に、小さなもののデメリットを指摘するコトワザもあります。「小事は小人を喜ばす」のように、小さなことは小人物を喜ばせることはできても、大人物を満足させることはできないのです。そのほか、小なるものも危険をはらむという、警告のコトワザがあります。生半可な知識はリスクを招き、「生兵法は怪我のもと」だし、危険が小さいからといって軽視すると、やがて「千丈の堤も蟻の一穴から」で、命取りになります。「わずかなタールを惜しんで船を駄目にするな」です。危険の芽は小さなうちに摘むにかぎります。だから「今日の一針、明日の十針」の精神を忘れてはいけません。「1オンスの予防は1ポンドの治療に匹敵する」という教えを日常生活に生かしましょう。
教訓32. 小さなものは不利である。
教訓33. 小さなものにも危険なものがある。
教訓34. 小さな危険はやがて大きな危険になる。
教訓35. 危険の芽は小さなうちに摘め。
:15/03/24 23:04
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#905 [新参者◆HeyRIdy3RY]
13.大きなもの・多いもののメリットについて教える
むろん、形の大きいものや数量の多いものが有利であるとするコトワザも、いくつかあります。「カシの木は一撃では倒せない」というように、大きければ少々の打撃もこたえません。また、共同作業では「人手が多ければ仕事は軽くなる」ので、多い方が得です。「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」、「泥でも多く投げれば少しはくっつく」なども、数の多さを褒めたたえています。ただ、大なるもの・多数なるものを讃えたり、有利とするコトワザは、小なるもの・少ないもののそれに比べて、それほど多くはありません。それは、大きなもの、偉大なものが有利であるのは当然過ぎることなので、あえて賛美する必要がないからでしょう。
教訓36. 偉大な人間のすることは立派である。
教訓37. 大きいものや多いものは有利である。
:15/03/24 23:05
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#906 [新参者◆HeyRIdy3RY]
14.大きなもの・多いもののデメリットについて教える
コトワザの世界でむしろ多いのは、大きなもの、偉大なるものの弱点を指摘するものです。日本のコトワザも、身長や体格の割には体力が劣っていたり、知恵が不足していたりするアンバランスをからかって、「独活の大木」とか「大男総身に知恵が回りかね」とかいいます。英語にも「大きい木ほど大きく倒れる」や「偉大な人の罪は大罪」などがあります。これらのコトワザの裏には、やはり偉大なものの慢心を戒める意味が隠されています。安易に大きくなりたいと思ったり、また実際は大きくないのに大きく見せかけようとするのは、よくわれわれの陥りがちな習性ですが、そういうときは、次のようにいって自戒しましょう。「もぐら塚から山をつくるな」と。
教訓38. 大きいものはよくない。
教訓39. 大きく見せかけることはよくない。
:15/03/24 23:06
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:TPD8e6TQ
#907 [新参者◆HeyRIdy3RY]
15.全体より部分が重要であると教える
団体競技というものは、選手全員の力が一定のレベルに達していなければ、勝利を手中にできません。一人でも弱いものがいれば、そこが致命傷になります。「くさりの強さは一番弱い輪で決まる」というコトワザは、全員を奮い立たせるのにピタリのものです。各部分を寄せ集めたものが全体になるのですから、各部分がしっかりしていれば全体がしっかりすることになるのです。この理由から、全体を知るには、部分を見ればよい、という考えが出てきます。「一握りで袋全体の中身がわかる」とか、「一本のわらが風向きを教えてくれる」などがそれで、これらは全体より部分が重要であるとするコトワザ、つまり部分を優先させるコトワザといってよいでしょう。
教訓40. 部分が全体を支えている。
教訓41. 部分から全体がわかる。
:15/03/24 23:06
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