照英が猫のコスプレしながらiPadいじってる画像下さい
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#896 [新参者◆HeyRIdy3RY]
5.遠くにあるもののデメリットについて教える
しかしその反面、遠くにあるものが必ずしも好ましく思われるとはかぎりません。去った恋人への思慕もいつまでも続くわけでなく、「去る者は日々に疎し」で、たいていはすぐに忘れるものです。別居結婚から離婚へと発展するケースもまれではありません。また、会社の上役などもその場にいないと、部下に陰口をいわれるのが落ちです。「不在のものはいつも悪者にされる」のです。同じように、時間的に遠い先のこともやはり不利を免れません。2、3日ならまだしも、何日も、いや何ヶ月も先のことになると、「必ず生じるのは予想外のこと」であり、予定は狂うものです。とくに、よいことには「好事魔多し」のたとえで、期待はなかなか実現せず、「待つ身は長い」ものです。
教訓14. 遠ざかるものは忘れられる。
教訓15. 将来の期待はなかなか実現しない。
:15/03/24 22:56
:P01B
:TPD8e6TQ
#897 [新参者◆HeyRIdy3RY]
6.美の価値について教える
人間だれでも、美しきものには心を惹かれます。とくに世の男性は美女に弱いのでしょうか、「美貌が邪悪な心をもつはずがない」と思いこみ、後で幻滅を味わうことがしばしばあるようです。それはそれでいいのかもしれません。「美しきものは永遠の喜び」だからです。しかし美しいものは、女性だけではありません。芸術作品のすばらしさや、自然の景観の見事さにも、心を打たれて欲しいものです。日本には「日光を見ないうちは結構と言うな」があるように、英語にも「ナポリを見て死ね」があります。無趣味な仕事人間に、是非とも勧めたいコトワザではありませんか。
教訓16. 美しきものはよきもの。
:15/03/24 22:57
:P01B
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#898 [新参者◆HeyRIdy3RY]
7.美の一時性・危険性について教える
しかし、美は永遠の喜びであるといっても、誤解しないで欲しいのですが、永遠なのは美に対する感動であって、美そのものではないのです。美はむしろ、もろくはかないもの、「容色は花のごとく色あせる」、「一番美しい花が一番早くしおれる」ものなのです。今を盛りの美女も、それに魅了される若者も、ともに銘記すべきコトワザでしょう。また、美が幻想であることを暴くコトワザに「美人というも皮一重」がありますが、美形の背後にあるものを見よ、という教訓です。だが、はかない美には強い力があることも忘れてはなりません。「美貌は牛よりも引く力が大きい」などのコトワザは、美の力の危険性を指摘しています。
教訓17. 美は短命で、醜と隣り合わせ。
教訓18. 美の力は強く、危険である。
:15/03/24 22:58
:P01B
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#899 [新参者◆HeyRIdy3RY]
8.美と好みの主観性について教える
日本には「夜目遠目傘の内」という、一種の謎かけコトワザがありますが、これはご存じのように女性が美しく見える条件を述べています。美は、見る場所、見る時間、見る人によって、大きく違ってきます。英語のコトワザも同じことを言います。白昼には薄汚い野良猫も、「暗やみでは猫はみな灰色で美しい」となります。美には客観性はないと思わなければなりません。ずばり、「美は見る人の目の中にある」と教えるのもよいかもしれません。人の好みについても、同じことがいえます。「タデ食う虫も好きずき」、「好き嫌いには理由がない」といって、好みの主観性を指摘しています。
教訓19. 美は見る人の目の中にある。
教訓20. 人の好みも主観的である。
:15/03/24 22:59
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:TPD8e6TQ
#900 [新参者◆HeyRIdy3RY]
900
後100かー
:15/03/24 23:00
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:TPD8e6TQ
#901 [新参者◆HeyRIdy3RY]
9.外見と中身の不一致について教える
今度は、美を含めて外見一般について考えてみましょう。今日でも、表面は一分の隙もない紳士が希代の詐欺師であったという事件が、よくマスコミで報じられます。騙した奴も悪いが、騙されたものも油断があったとして、用心を呼びかけるのが報道の常套手段ですが、ことほどさように、外見と中身は食い違うものです。「光るもの必ずしも金ならず」で、泣かされる場合が多いのですが、ときには「犬の吠える相手が泥棒とはかぎらない」こともあって、外見は悪いが中味のよい場合もあります。いずれにしても、「見かけは当てにならない」から、「本の中身を装丁で判断するな」というコトワザの教えを守りたいものです。
教訓21. 外見と中身は必ずしも一致しない。
教訓22. 見えない中身には用心せよ。
教訓23. 外見がよくても中身は悪い。
教訓24. 外見が悪くても中身は立派。
教訓25. 外見で判断するな。
:15/03/24 23:00
:P01B
:TPD8e6TQ
#902 [新参者◆HeyRIdy3RY]
10.外見と中身とどちらが大切かを教える
では、われわれ自身の生き方の問題として、外見を重視すべきでしょうか、それとも中味を大切にすべきでしょうか。一方には「馬子にも衣装」で、「立派な衣服が人をつくる」とするコトワザがあります。形を整えれば、それにふさわしい内容が自ずと形成されるという考え方です。それに対して、「衣服は人をつくらず」のコトワザも多くあります。「顔は心の指標」や「振る舞いの立派な人こそ立派な人」などは、大事なのは中身であり、心や人格をみがけば、それは形となって外に現れ、人に評価されるというものです。さて、みなさんはとちらを選びますか。
教訓26. 外見が中身をつくる。
教訓27. 外見は中身をつくらない。
教訓28. 中身が外見をつくる。
:15/03/24 23:01
:P01B
:TPD8e6TQ
#903 [新参者◆HeyRIdy3RY]
11.小さなもの・少ないもののメリットについて教える
一般に、人間は大きなものを好む傾向があるのでしょうか、小さなものはとかく軽視されがちです。だが、それに異を唱えるコトワザがあります。「小なるものは美しい」や「小さな魚は美味い」などです。しかし多くのコトワザが小さなものを称揚するのは、それがやがて大きくなるからという理由からのようです。「大きなカシも小さなドングリから」といいます。この考えの背後には、小なるものが大きく成長していくためのたゆまない努力、継続の力への賛美があります。「塵も積もれば山となる」に類する英語のコトワザは、「小銭を大切にすれば、大金はおのずから集まる」などがあります。
教訓29. 小さなものは小さいなりに価値がある。
教訓30. 小さなものも次第に大きくなる。
教訓31. 小さなものを手段にして大利をあげる。
:15/03/24 23:02
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:TPD8e6TQ
#904 [新参者◆HeyRIdy3RY]
12.小さなもの・少ないもののデメリットについて教える
逆に、小さなもののデメリットを指摘するコトワザもあります。「小事は小人を喜ばす」のように、小さなことは小人物を喜ばせることはできても、大人物を満足させることはできないのです。そのほか、小なるものも危険をはらむという、警告のコトワザがあります。生半可な知識はリスクを招き、「生兵法は怪我のもと」だし、危険が小さいからといって軽視すると、やがて「千丈の堤も蟻の一穴から」で、命取りになります。「わずかなタールを惜しんで船を駄目にするな」です。危険の芽は小さなうちに摘むにかぎります。だから「今日の一針、明日の十針」の精神を忘れてはいけません。「1オンスの予防は1ポンドの治療に匹敵する」という教えを日常生活に生かしましょう。
教訓32. 小さなものは不利である。
教訓33. 小さなものにも危険なものがある。
教訓34. 小さな危険はやがて大きな危険になる。
教訓35. 危険の芽は小さなうちに摘め。
:15/03/24 23:04
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:TPD8e6TQ
#905 [新参者◆HeyRIdy3RY]
13.大きなもの・多いもののメリットについて教える
むろん、形の大きいものや数量の多いものが有利であるとするコトワザも、いくつかあります。「カシの木は一撃では倒せない」というように、大きければ少々の打撃もこたえません。また、共同作業では「人手が多ければ仕事は軽くなる」ので、多い方が得です。「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」、「泥でも多く投げれば少しはくっつく」なども、数の多さを褒めたたえています。ただ、大なるもの・多数なるものを讃えたり、有利とするコトワザは、小なるもの・少ないもののそれに比べて、それほど多くはありません。それは、大きなもの、偉大なものが有利であるのは当然過ぎることなので、あえて賛美する必要がないからでしょう。
教訓36. 偉大な人間のすることは立派である。
教訓37. 大きいものや多いものは有利である。
:15/03/24 23:05
:P01B
:TPD8e6TQ
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