パ・リーグ首位の西武は12日のロッテ戦(西武ドーム)に14−3で快勝。3位ロッテとの直接対決に3連勝し、優勝マジックを「7」に減らした。一方セ・リーグは中日が4連勝で首位を死守。阪神、巨人と大混戦を繰り広げているが、日本シリーズで対戦する可能性がある西武の球団内からは「中日だけは勘弁してくれ」と悲鳴が上がっている。
クライマックスシリーズ(CS)は、1位に1勝のアドバンテージが与えられる現行の制度になってから、すべて1位チームが勝ち進んでおり、優勝すれば圧倒的優位に立つ。今年の日本シリーズは1、2、6、7戦がセの本拠地。西武が優勝すれば、西武ドームでは平日の3、4、5戦の開催となるだけに、相手がどこになるかは死活問題だ。
というのも西武には苦い思い出があるからだ。2004年、落合博満監督1年目の中日と対戦。ある球団関係者は「あのときは平日開催で、ただでさえチケットが売れていなかったのに、台風で1日ずれた(第4戦が中止で順延)りして、ガラガラになった」と振り返る。08年の第3戦は満員の3万3921人にほど遠い2万3910人と、日本シリーズ史上に残る悲惨な入りとなってしまった。
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