寺井高校が台風の目になるはず

今年は学芸館が甲子園に行くな

組み合わせ決定

倉敷商、倉敷工、理大付
が軸



ＡゾーンＢゾーンは比較的楽なブロックになった。


Ｃゾーンには関西、倉敷商、倉敷工

Ｄゾーンには理大付、作陽、光南と有力校が。




倉商は初戦で明誠、勝てば二回戦で関西、三回戦では倉敷工と当たる。

※１回戦(4/26)
倉敷鷲羽 5-3 岡山
玉野 8-3 岡山一宮
岡山南 5-2 津山商
岡山商大付 6-2 笠岡商
倉敷商 2-0 明誠学院
学芸館 11-0 総社南
山陽 3-1 共生
岡山理大付 4-1 興譲館
※２回戦
玉島商−倉敷鷲羽
金光学園−玉野
倉敷−岡山南
高梁−岡山商大付
関西−倉敷商
倉敷工−学芸館
玉野光南−山陽
作陽−岡山理大付



次も頑張れ倉商！

倉敷商００００００００２｜２
明誠　０００００００００｜０

（倉）岡―田中
（明）森本光―板倉

▽本塁打　上森（倉）

　【評】息詰まる投手戦を倉敷商が制した。主戦岡が切れのある変化球を軸に明誠打線を被安打３、１四球で零封。バックも無失策、１併殺の堅守でもり立てた。打線は九回一死二塁から上森が左越え２ランを放ち、試合を決めた。

　明誠は左腕森本光が八回まで散発３安打に抑える力投を見せたが、打線が報いることができなかった。

二塁踏ませず

　二塁を踏ませない完ぺきな投球を見せた倉敷商の主戦岡。「最後まで自分の投球を貫けた」と納得顔だった。

　「変化球でストライクが取れて、リズムに乗れた」。切れのあるカーブを低めに集め、打者を追い込むと、スライダーと速球で三振と凡打の山を築き、外野に飛んだのはわずかに４本。


１８４センチの長身から繰り出す球の威力は抜群だった。

　１年生のころから投打に期待され、昨夏の甲子園では４番を任された。だが、投手としては制球難に苦しむ日々が続いていた。「冬の走り込みで安定感が出た。無失点は自信になった」。才能を開花させた１７歳は、ま

すます乗っていきそうだ。

地元新聞から

倉敷商２対０関西
岡の二試合連続完封
岡の本塁打

▽２回戦

　倉敷商００１００１０００　２
　関　西０００００００００　０　

（倉）岡―田中（関）梅沢、大家―緑川▽本塁打　岡（倉）▽二塁打　岡（倉）

【評】倉敷商のエース岡が２試合連続で零封した。序盤はやや安定感を欠き再三走者を背負ったが、捕手田中、右翼上森らの好守備にも助けられ、結局三塁を踏ませなかった。攻撃は３回１死から白神、冨弥、山田の３連打で１点先制すると、６回には岡が左翼場外にソロ本塁打を放ち２点目を挙げた。


関西は倉敷商を上回る８安打を放ったが、打線がつながらなかった。

　チーム一丸となってつかんだ２試合連続の完封劇だった。「バックを信じて投げきった。零封は守備のおかげ」。岡は最後まで崩れることがなかった堅守に、感謝しきりだった。

　カウントを取りにいったカーブを狙われ、３回までに被安打５。だが初回は、安打で出た先頭打者の２盗を捕手田中が阻止。３回は、２死一塁から右前打で三塁を狙った一塁走者を、右翼上森が強肩で刺すなど、再三味方に助けられた。



女房役の田中のリードもさえた。「直球の方が良い」と感じるや、変化球主体の組み立てを変え、１４０キロ

前後のまっすぐを低めに要求。４回以降の岡は相手打線を寄せ付けず、関西・江浦監督も「力負けだった」と認めるしかなかった。

　昨秋の県大会１回戦で敗れた関西に見事、雪辱を果たしたナイン。倉敷商の森光監督は「岡を中心とした堅実な守備が好結果に結びついた。今度は攻撃陣が力を発揮してくれれば」と、いまひとつつながりを欠いた打線の奮起に期待した。

準々決勝29日
マスカットで対学芸館