韓流全般アンチ⑦

韓国メディア、「キム・ヨナはジョーダンやジダンを上回った！」

【社説】復活したキム・ヨナがくれたプレゼント
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カナダ・オンタリオ州のロンドンで開催された2013年世界フィギュアスケート選手権で、キム・ヨナが圧倒的な強さで優勝した。キム・ヨナは2位に20点以上の差をつけ、その円熟した演技はほかの選手とは完全に次元が違っていた。韓国国民はキム・ヨナの優雅なスピン、ジャンプ後の安定した着地、絶妙な表情などから、世界に君臨する女王の姿をあらためて確認した。

キム・ヨナはこれまで2年近くリンクを離れていた。キム・ヨナはバンクーバー五輪で金メダルを獲得した後、2010年と11年の世界選手権では準優勝にとどまり、その後は引退もささやかれていた。本人も「目標（五輪の金メダル）を達成したことで空虚感を感じた」とコメント。競技を続けるべき理由を失ったことで苦しんでいるようにも感じられ、時にはスケート以外の活動にも力を入れていた。幼いころから音楽に取り組む演奏家、常に体を動かす舞踊家、練習を休めば筋肉が衰えるスポーツ選手にとって、数年の空白期間はほぼ引退を意味する。そのためキム・ヨナが再びリンクに戻るのは難しいとの声も、一部では出ていた。

しかしキム・ヨナは昨年末、1年8カ月の空白を乗り越え、ドイツで行われたNRW（ノルトライン＝ウェストファーレン）杯で再びリンクに立った。その後、韓国国内大会を経てジャンプ、ステップ、スピンに磨きをかけた。ジャンプはほかの選手に比べてはるかに高く、また遠くに飛び、ミスもなくなった。また技術、芸術点でもほかの選手を圧倒した。体力の衰えも感じられず、演技の後半に入っても体は軽かった。バスケットボールのスター、マイケル・ジョーダン氏やサッカーの天才、ジネディーヌ・ジダン氏も一度引退してから復活に成功しているが、キム・ヨナの復活ドラマはジョーダン氏やジダン氏を上回る感動を世界のフィギュアファンにプレゼントした。

ジョーダンやジダンを上回る感動ありましたっけ？(笑)

韓国のウォン高で日本に進出するＫ‐ＰＯＰグループが激減する

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円安が進む裏で、韓国ウォン高が深刻化している。昨年９月時点では、１００円＝１４００ウォン台だったレートが、１１７２ウォン（３月１８日現在）まで跳ね上がっているのだ。もしや、あのサムスンも日本の家電メーカーのように凋落する……なんてこともあるのだろうか。信州大学経済学部の真壁昭夫教授は、韓国経済への影響をこう指摘する。

「今やアップルを抜いて世界最大のメーカーになりつつあるサムスンは別格ですよ。しかし、今のウォン高が続き、ビジネスモデルが現状のままでは、トップの座を維持できるのはせいぜい５年……。すでに中国のファーウェイやＺＴＥが台頭してきている。かつて日本の企業が韓国や台湾の企業に追いかけられたように、韓国のトップ企業は中国やベトナムの企業に追いかけられている。韓国の縫製工場などはすでにダメになっているし、造船は中国へ移ってしまった」

さらに、真壁教授がウォン高で危うくなる大企業として挙げたのは、トヨタと肩を並べると言ってもいいくらい売れている現代自動車だ。

「現代自動車は、日本のようにハイブリッドの技術を持っていないし、特別に何か新しい技術があるわけではない。ただ一般車を安く造っているだけです。ウォン高で韓国車が高くなれば、魅力は半減する」

ほかにも、ウォン高の影響は思わぬところに影を落としている。

「昨年後半から、Ｋ‐ＰＯＰ系アーティストの日本進出が激減しています。ＰＳＹ（サイ）の全米ヒットもあって、マーケットの規模が大きいアメリカ進出に力を入れているようですが、ウォン高のせいでこれまでのように日本で稼げなくなったのが本音でしょう」（音楽誌記者・Ｓ氏）

確かに、あれだけさまざまなＫ‐ＰＯＰグループが日本に上陸していたのに、最近はさっぱり新しいグループを見ていない気がする。

「現在の韓国の経済環境を考えると、これまでのような高成長は難しいことは確か。格差も埋まらないまま、主力の輸出産業が縮小すれば、国内世論はさらに厳しくなる」（真壁教授）

大統領就任早々、崖っぷちに追い詰められるのは気の毒な気もするが、数年後、朴大統領が竹島に上陸して国民の人気取りを試みる……なんてデジャビュが起きないことを祈りたい。