頬を伝う救済の記憶

#51 [匿名]

嘘吐きの世界で生きる人間が
嘘吐きに落ちてゆく
最初の世界の嘘の数。

:13/11/20 15:50 :iPhone :HYcItfTs

都合良く最後だけを
綺麗にしようとするその過程に
嫌悪感を抱いてしまう。
終わりが近づいたからなのか。
必死に最後を彩る絵の具を
パレットに準備しているようにしか
見えないのは。

:13/11/20 16:42 :iPhone :HYcItfTs

とんでもなくくだらないな。

:13/11/20 16:45 :iPhone :HYcItfTs

雄飛がパソコンを
カチャカチャしてる音を聞いてると
ちゃぶ台を
ひっくり返したくなるような
衝動に襲われる。

:13/11/21 04:02 :iPhone :rBmOtKQE

滲む様に拡がっていく雑音の世界。
海よりのぼる水が眠る
山を崩しゆく禍が集う。
始りは終か。
延々切れ目を知らない夢を
見ているだけなのか。

:13/11/21 04:15 :iPhone :rBmOtKQE

答えなんて、誰も。
求めても、何も。
止められない数え遊び。

:13/11/21 04:15 :iPhone :rBmOtKQE

優しくない言葉の引力。

:13/11/21 04:20 :iPhone :rBmOtKQE

しんと静まり返る水面に
手を差し入れて掬うその音が
不吉に顔を濡らす。

:13/11/21 05:32 :iPhone :rBmOtKQE

「ねぇ、奏ちゃん
　この世界には始りなんて
　何処にもないよね。
　皆誰かの終りを引継いでいるだけで
　始まりでは、ないよね」

:13/11/21 05:54 :iPhone :rBmOtKQE

少しの間、頭を撫でていたら
そのまま腕の中で眠ってしまった。

:13/11/21 06:04 :iPhone :rBmOtKQE

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