最終便の観覧車
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#783 [匿 名]

『送り火って一体何をどこに
 届けているんだろうね』
「想いを風にって所じゃないか」
『……』
「なんだ」
『いや、あまりにも
 型にはまった模範解答だなと』
「文句があるなら表に出ろ」
『暴力反対。
 まぁでも、その通りかもしれないね』

⏰:13/09/14 01:47 📱:iPhone 🆔:RydliK/I


#784 [匿 名]

灰色の空を眺めていたら
黒いカラスと白い飛行機が
同じ大きさで空を渡っていったよ

⏰:13/09/14 01:53 📱:iPhone 🆔:RydliK/I


#785 [匿 名]

『凄いな、こんなに見えるとは
 思わなかった』
「そうだな」
『結構明るいもんなんだね』
「月が?」
『うん、でも昼とはまた
 違って見える』
「そりゃあそうだろう、夜だからな」
『綺麗だ』
「だな」
『ずるいよね』
「あぁ」
『綺麗に決まってるよ、月だもん
 綺麗に決まってる』

⏰:13/09/14 02:02 📱:iPhone 🆔:RydliK/I


#786 [匿 名]

何かを耐えるような
表情をしたあと
ふにゃっと笑うの
たぶん、癖なんだろうな。

⏰:13/09/14 02:05 📱:iPhone 🆔:RydliK/I


#787 [匿 名]

遠くまで見渡せる目があればいいね。
そう言った彼の目は
もう何も
写してはいないのだろうけど
それでも二人で
遠くを見ているフリをした。

⏰:13/09/14 02:12 📱:iPhone 🆔:RydliK/I


#788 [匿 名]

『ねぇ。さっき朝顔をみたよ』
「夜なのに?」
『二度咲いたんだろうね』
「眠たくはないんだろうか」
『烏もまだ起きてこないのにね』
「寝るべきは俺達かもな」
『そうかもね
 だけど眠りたくないんだ』
「だからここにいるんだろ」
『いつまでこうしてよっか』
「いつまでも」

⏰:13/09/14 02:28 📱:iPhone 🆔:RydliK/I


#789 [匿 名]

別れ道など
どこにもなかった。

⏰:13/09/14 02:29 📱:iPhone 🆔:RydliK/I


#790 [匿 名]

人間進むしか道はないよ、と
言われるけど
そうだとしても
立ち止まっていたいと思う
俺たちはなんなんだろうなぁ、と

⏰:13/09/14 02:30 📱:iPhone 🆔:RydliK/I


#791 [匿 名]

繰り返すべきかもしれない。
でも、酷く勿体無い気もするんだ。

⏰:13/09/14 02:32 📱:iPhone 🆔:RydliK/I


#792 [匿 名]

『右へ曲がろう』
「家は左だけど」
『知ってる』
「...」
『でも右なんだ』
「理由」
『黒い猫が右へ曲がった』
「そんな事だろうと思った」
『馬鹿だと』
「思ってるよ。勿論」
『だろうね。
 もういいよ、帰る』
「…」
『なに』
「折れるとは思わなかった」
『茶化してる?』
「いや、至って真面目だよ」

⏰:13/09/14 02:37 📱:iPhone 🆔:RydliK/I


#793 [匿 名]

不安定な足場で呼吸を続ける事が
どれだけ難しく困難なことか

⏰:13/09/14 02:43 📱:iPhone 🆔:RydliK/I


#794 [匿 名]

誰もが知っているはずだ

⏰:13/09/14 02:44 📱:iPhone 🆔:RydliK/I


#795 [匿 名]

触れても触れられない
読めても話せない
同じ時間を場所を空を
こんなにも共有している筈なのに
声は届かない。
言葉に、文字に
どれだけの色彩が溢れ
思いが流れ出ているのかも
伝えられない。

⏰:13/09/14 03:17 📱:iPhone 🆔:RydliK/I


#796 [匿 名]

良いんだよ。
自分は何も見てないし
何も見えていないから。

⏰:13/09/14 03:20 📱:iPhone 🆔:RydliK/I


#797 [匿 名]

彼はそれを雨だといった。
同じように
頬を伝うものだからだそうだ。

⏰:13/09/14 03:22 📱:iPhone 🆔:RydliK/I


#798 [匿 名]

きっと彼は涙という総称を
知らないのだろう。

⏰:13/09/14 03:23 📱:iPhone 🆔:RydliK/I


#799 [匿 名]

回遊する魚、海を回り
塩に触れて気候に合わず
死んでゆく魚。
海を回り、鱗が剥がれ
波に揉まれ
骨になって故郷へ帰る魚。

⏰:13/09/14 03:25 📱:iPhone 🆔:RydliK/I


#800 [匿 名]

>>800

⏰:13/09/14 03:25 📱:iPhone 🆔:RydliK/I


#801 [匿 名]

吹き荒ぶ波の中で
海を回る彼らは死滅回遊魚。

⏰:13/09/14 03:26 📱:iPhone 🆔:RydliK/I


#802 [匿 名]

おっと。
やり過ぎたかな

⏰:13/09/14 03:27 📱:iPhone 🆔:RydliK/I


#803 [匿 名]

眠りたくないと言いつつ
腰に抱き着き
欠伸を繰り返し目を擦る彼は
本当に猫のようです。

⏰:13/09/14 03:29 📱:iPhone 🆔:RydliK/I


#804 [匿 名]

言ってる間に
寝息が聞こえてきそうだ。

⏰:13/09/14 03:30 📱:iPhone 🆔:RydliK/I


#805 [匿 名]

『あのさ、空に鯨はいないのかな』
「…お前の鯨は
 何を基準にして鯨なんだ」
『鱗雲はあるよね』
「魚はいるのに、と
 受け取れば良いんだな」
『うん』
「」
『あぁ、でもクジラ雲はあるっけ』
「クジラっぽく見える雲だな」
『言い出したらキリがないね』
「ないな」
『いないかな、鯨は』
「あくまで鯨なんだな」

⏰:13/09/14 03:41 📱:iPhone 🆔:RydliK/I


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