>>342【続き】
かねてより、故郷の長崎県・稲佐山公園野外ステージで行われてきたライブ(稲佐山ライブ)がコロナ禍で開催できず、延期に延期を重ねていたことを気にかけていたそう。
福山さんは「今だから言いますけど」と、今年の3月頃に稲佐山ライブができないか各所に打診していたことを明かします。
ちょうど徐々にライブでの声出しが解禁になりつつある頃で、「声出し解禁になったっていうことは、人流も緩和されるはず」と考えた福山さん。
そこで、稲佐山もライブ会場として使用できるか調査することになったそう。 しかし、稲佐山自体は空いているものの、人流と導線の確保が問題に。
稲佐山ライブでは1日に1万5000人の観客を見込んでおり、3日間開催となると4万5000人もの人が来場することになります。
よって「バスを押さえるとか、招き入れるためのホテルがもう空いてないだろう」と、交通機関や宿泊施設の確保も難しいという結果に。
スタッフも開催に向けて動いてくれたものの、「やっぱり環境が作れない」ということで、残念ながら稲佐山ライブの開催は実現できなかったそうです。