>>220【続き】
「わたしが家でオンラインライブを観ていても『ふーん』という感じであまり興味を示さない娘でしたが、オープニングからノリノリでライブを楽しんでいる様子でした。そんな娘に異変が起きたのは、ましゃが『ピースブックリレー(Produced by 長崎クスノキプロジェクト)』についての話をしたときのことでした。核の問題に対して真摯に向き合い、そして核廃絶を真剣に考える高校生たちの思いに応えようと動いたましゃの言葉に私の隣の席の娘は泣いていました。帰宅中にライブの感想を聞くと『楽しかったとかそういうことじゃなくてすごくためになったライブだった。夏休みに長崎と広島に行きたい。私にも何かできることはないか考えたい。福山さんって、すごい人なんだね。ただ音楽を聴いたりトークを楽しむだけじゃなくて、気づきや学びを与えてもらって本当に来てよかった』と言ってました。目をキラキラさせて話をしてくれる娘に連れてきてよかったと私も嬉しくなりました。家族で楽しい時間を過ごす機会を与えてくださって本当にありがとうございました」