>>110【続き】
そして最後にこう呼びかけました。
「数字だけではない保護動物の殺処分ゼロを目指して、少しずつ、でもちょっとだけ急ぎながら進んで行ければ」
微力ではあっても、無力ではない――。それは、福山さんが総合プロデューサーとして参加する「長崎クスノキプロジェクト」を通じて発信するメッセージと共通するものです。
「長崎クスノキプロジェクト」とは、原子爆弾が1945年8月9日に長崎に投下された当時の痕跡を抱えたまま、今も生き続けている「被爆樹木」を平和発信に活用するプロジェクトです。そんな長崎の「被爆樹木」の保全・保護をおこない、存在を広く認知していただくことで、戦争の記憶、被爆の実相を伝え、「命の逞しさ、平和への願い」を次世代へとつないでいくことを目的としています。