沖縄・尖閣諸島をめぐり中国の挑発が続く中、米空軍は11日、米軍嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)に今月中旬から4カ月間にわたり、米バージニア州ラングレー空軍基地所属のF22ステルス戦闘機と
約300人を暫定配備することを明らかにした。
世界唯一の「第5世代戦闘機」が中国ににらみをきかす。
中国は11日にも国家海洋局所属の航空機1機を日本の防空識別圏に進入させた。
軍事的緊張が高まる中、
尖閣防衛の切り札F22が再び沖縄に配置される。
沖縄防衛局によると、F22は12機が派遣され、
到着は14日ごろ。
F15戦闘機約50機が常駐する嘉手納基地の第18航空団の指揮下で訓練を実施するとしている。
嘉手納には2007年以降、F22が数カ月単位で暫定配備されており、今回で7回目。
米軍は「アジア太平洋地域に最新鋭の装備を投入する」(カーター国防次官)との方針で、いずれは嘉手納に常駐するという見方も強まっている。
レーダーに映らず一方的にミサイルで攻撃を仕掛けられるF22は別名「航空支配戦闘機」。
過去の演習では1機も損害を出さないでF15など
第4世代機144機を“撃墜”した。
中国空軍の主力戦闘機で
同じ第4世代機のJ10(殲10)やJ11(殲11)をはるかに上回る戦闘能力を持つ。
領土拡張の野心を隠さない中国に対し、鉄壁の守りが備わりつつある。
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