＊あずきの徒然草６帖＊

さすがに、中途半端に仕事を置いておくのは嫌だし、必死にやっていたけど。

背後から感じる、あの眼鏡越しからの視線！

一生懸命に耐えながら、Ｙさんの机で手伝っていると・・

いちいち、Ｙさんの机と自分の机を往復するのね！(笑)

顔を見ないように、何も見えないように、必死に耐えていたけど。

わざとらしくＡさんに話し掛けたり、Ｋ課長に話し掛けたり・・

別にそんなことをしなくても、あなたのことは眼中にありません！

それに、昔の私とは違うんだから。

発注をする時も、発注の打ち込みをする時も、いちいち見なくても良い！

と言いつつ、最近は開き直って『してやったり』感を出しているけどね。

社員食堂のアイドルＴさんにも話していたけど。

『Ａさん達の手伝いは必死にやる。でも、Ｓ部長には上から目線』

本人も別に私に対して何も言わないし。

言われたら言われたで『Ｓ部長から言われました』って話せば良い。

私が下手に出ることはありません！

その後、黙ってお昼ご飯に行って、黙って戻って来て、仕切書を分けたり・・

Ｔさんが引いている運賃を書いておいたり、やれることはやる。

席に戻って来た時には、無愛想な男子のＳさんはいなかったけどね。

合計が合わない時には、なるべく早めに手伝いに行きたいと思う。

だから、無愛想な男子のＳさんには怖じ気づくことは無いよね(笑)

褒められたい訳では無い。

目立ちたい訳でも無い。

私は私のやれることをしたいと思っているだけのこと。

それを誤解されると、すごく腹立たしい。

今まで、ずっと『お節介』『偽善者』と言われ続けてきた立場だった。

その言葉に、何度も傷付いてきた。

でも、簡単に諦めずに立ち直りながら、努力をしてきた。

今は、そう思う人がいるとしても、自分のことを支えてくれる人がいる。

何も怖いことは無い。

だからこそ、自分のスタイルで手伝いをしようと思えた。