【ほんとの雑談スレ2】

きつい中でも生活を続けて、
そんなある日俺はギターの弦を買いに楽器屋がある各務原の某大型ショッピングモールに行った

何気なくｸﾞﾘｰのひとことに自分の今いる場所を書き込んだ
するとメールがきた

その子からだった

「私も今そこにいるよ。よかったら会わへん??」
俺はめっちゃ焦った

まだ一回も実際に話したこともない女の子と会うなんて、女に免疫がない俺にとってはありえないことだったから

その後、その子の強い推しに負けて、仕方なく会うことになった

実際に会ったけど、恥ずかしくてあまり顔は見れなかった

顔は良く見れなかったけど、ぱっとみあまり可愛くなかった

それでも俺はよかった

ちょっと可愛くないぐらいが俺にはちょうど良いと思ったから

それからしばらくして、メールのやりとりが続いて、たまには電話もして時がたった

2週間ぐらい前に地元で高専祭っていう高専の文化祭で俺たちは会った

その時その子は風邪をひいていてマスクをしていた
だからあまり良く顔は見れなかった

ただ
やっぱりこの子あんまりかわいくないな
って思った

その後から毎日メールが続いてある日
俺は覚悟を決めてその子に
「今度の日曜暇やったらいっしょに遊ぼ」
って言った

返事はオッケー

そして今日がやってきた

俺はかつてないぐらい緊張していた
一年ぐらいなかった持病の不整脈も突然おこった

とりあえずデートプランはベターに
映画見る→ゲーセンでプリとる→マックで飯食う→だべってバイバイ

そんな感じで俺の脳内は活性化された

俺は一時間はやく某大型ショッピングモールに行き、二人分の映画のチケットを買って、自分とその子の分の飲み物を買っておいた

そしてその子から電話がきた
「今映画館の前にいるよ」

俺はダッシュで映画館に向かった

映画館についた俺は驚愕した
そこには手を振っている女の子がひとり

顔をみた俺は思った
（かわいくないじゃすまされない。これはブサイクだ。）

その時俺の脳内デートプランは瞬間的に

映画見る→帰る

に変更された

こんな言い方はホントはいけないと思うけど、
こんなブサイクといっしょに歩きたくなかったし、
知り合いに会ったら絶対にネタにされるし
なにより会う前の俺の胸のドキドキはなくなっていた

俺は映画館の中に入るときも他人ですよアピールをして中に入った

とりあえずはやく映画がはじまって欲しかった

映画の最中、俺はどうしたら早く帰れるかを戦略に考えた

はやくコイツと離れたかったけど、
さすがに傷つけるわけにはいかないと思い、
できるだけソフトな感じにしようと思った

映画が終わってそのへんをブラブラした
ホントはゲーセンに行く予定だったけど、この子といっしょには絶対行きたくなかった

歩いてる時も無言＋俺の早歩き

だんだんもどかしくなった俺は
「もう帰ろっか」
と切り出した
その子も
「そうやね」
と、さばっとした感じで言った

そして俺たちは別れた

これほど一人が嬉しく思えたのははじめてだった

その後俺はバイトだったからモ○バーガーに行った

バイトが終わっていつもどうりケータイでｸﾞﾘｰに行った
そしたら友達のとこにその子の名前がなかった

どうやら退会したらしい

俺はびっくりした

絶対に俺が原因だと思った

怒ってるんだと思ってメールしてみたけど、メアドをかえていて送れなかった

心配になった俺は電話をしてみた
一回目は出なかった

二回目その子がでた

俺「もしもし、俺やけど、どうした??なんかあった??」

女「うんうん、なんもないよ」

俺は俺が悪いって分かってたからあやまった

俺「ごめんな、その、俺、緊張してて」

嘘だったが、ホントの事はさすがに言えない

女「そんなあ、別に良いよ。私こそごめんね」

逆に謝られた俺は戸惑った

俺「俺は別に怒ってねえよ、俺があんな態度とったから怒ってるんやろ??ホントごめん」

何度も謝った気がする

そして気づいたら俺は

俺「俺、お前がいなかったらバスケやってないんやて。ホントありがとな。感謝しとる。じゃあ電話切るね。バイバイ。」
こんな風に電話を切った

そして連絡はこない

これからもこないだろう
The end

こんな感じです(>_<)