Norikiyoの1stアルバム
★★★★☆

カッコイイっす。Norikiyoの赤裸々なリリック、NorikiyoはB-BOYだなぁって感じるアルバム。ラップは上手いしフローに味がある
トラックはBL、I-dなどなど
オススメは
Do my thing
2pace
In da food
最後から二番目の曲(SHIZOO?いらね。いなかったら完璧だったのに)
とりあえずDo my thing はカッコイイっす

Piano Is Beautiful
★★★★

「ビューティフル・フィールド」収録曲「Ayur / Children Of The Earth」をカヴァーした、ROMANTIC PRODUCTION vs. Daichi Diez / Flower Of The Earth

ピアノ好き、イッちゃいます。

wiz kahlifa『BURN AFTER ROLLING』

★★★★

特に新しく目立った作品もないのですが久しぶりにスレがあがってたので久しぶりのu.s.モノで…
wiz kahlifaのmixtapeアルバムです
ここまで来るともうこれは僕の好みなんでしょうね

彼もフロウ自体はスローで音に寄り添う感じのラップスタイルです
彼の以前の作品を知らないのでなんとも言えませんが今作では柔らかいトラックと言いますか、ホントに少しだけアッパーなdrakeと言った感じのトラックが多めですね
個人的ハイライトは３曲目のtake your bitchです
女子と聞きたい一枚です
オススメ

D.O『ネリル＆JO』

★★★

リリースの目通しが未だたたない2ndアルバムよりさきに世に出ることになったのが今作。
フィーチャリング、プロデュース共に身内で固めた体制での制作で40分弱とコンパクトな作りですが、
この作品を待ちに待った方には少々物足りなさがあるかと思います。
前回のシングル同様、相変わらずのチンピラっぷりを出していますが『LETTER TO JAIL』では今回の事件を冷静に受けとめながらも前を向くポジティブな彼を見ることができます。
I'M BACKのREMIXはギャグですが好きです(笑)
このまま以前の勢いを取り戻してほしいです。

『手錠をかけられたままのハスラー／アクリル板の向こうに涙／イイ日もあれば悪い日もあるが／目をそらさずに全部を見るんだ』

SCARS／THE ALUBAM

★★★☆☆

SEEDAはGreenの頃のフローでカッコイイしBESもスワンキーよりも流れるようにラップするから好きだ A-TとStiは味はあるけどラップ下手だし包茎は下手じゃないがリリックもフローも受け付けない

まぁShowtime for lifeのSEEDAのフックは最高にカッコイイ
あとはBESのソロもいい
SEEDAとBESが好きな人は買ってもいいかも

YOUNG HASTLE『This is my hustle』

★★★

STCからYOUNG HASTLEの1stアルバム
音に対してほとんどジャストに合わせタイトに韻を踏み４拍目の単語を微妙に伸ばしアクセントを付けるスタイルです
Motivationで静かに幕を開け続いて昨年話題にもなったV-NECK Tそして筋トレ賛美歌のWorkoutとここまでの流れは非常によく、曲の中身もYOUNG HASTLE自身の強いこだわり、信念があるためリリックにも熱さがあるのがわかります
ところが先程のように彼のスタイルは音にジャストで変化が乏しく韻も短めなのでリリックの熱さを感じ取れなければすぐに飽きてしまう可能性が高く、
実際に自身のモチベーションを歌ったMotivation、タイトルまんまのV-Neck TやWorkout、自身のクルーについてのStill repping STC、
タイトルにもなりHIPHOPへの思いやHIPHOPで金を稼ぐと誓い、そしてリリースしたことへの思いを歌ったThis is my hustleのようなリリックに本人の思いが強く出ている曲は素晴らしいのですが、
そうでない曲は正直２〜３回程度しか聞いてないというのもあります
ただトピックをしっかり選びV-Neck Tのような小さな変化を付けるだけでかなり中毒性の高い楽曲を作れるアーティストなので次にも期待です！

S.L.A.C.K.『我時想う愛』

★★★★★

HIPHOPマナーに則った2nd、歪んだ音やぶつ切り感のあるトラックでちょっと愚痴っぽかった3rd、BUDAMUNKとのEPにS.L.A.C.K.流のピーヒャラサウンドのEPと作品によりその色は何通りにも変化してきたS.L.A.C.K.
そして今回ので4thとなるのでしょうか？久しぶりのアルバムサイズでの作品はまた違った色を見せてくれました
アルバムを通してメロディーがかなり綺麗な旋律を奏でているトラック群に今まで売りにしていた『適当さ』から少し離れ、ちょっとした情景の切り貼りやそれに被るような内面の描写をすることで全く違った雰囲気を放っています
一聴しただけでわかるくらいしっかりと作り込まれたトラック、今までにないくらいに伝わりやすくS.L.A.C.K.らしからぬ部分にもフォーカスしたリリックに意外だな、と感じるかも知れません
しかしそこには間違いなくS.L.A.C.K.である何かがあり、らしくないだけで彼の個性はしっかりと残っているので今までのファンも楽しめる内容となっています
2011年、さい先良いスタートだなと感じる反面、これを越える作品が出るのか不安になります…
が、それくらい素晴らしい作品です

アートワークなどは有り得ないくらいいい加減なものでしたが、純粋に音楽としては人生で１番好みなものに会えたな、と個人的に満足しています(笑)

ALIPONE『ITALIAN ICE & FRENCH TOAST』

★★★

久しぶりの海外モノでLO LIFEのメンバーであるALIPONEのFREE DL作品です
まぁ彼らを知った経緯はPOLOを来たギャング？のような話を耳にし、調べてみたらアーティストも擁しているとのことでとりあえず聞いてみた、というものです
ちょっとクセのある声質ですがフロウやライミングは割とオーソドックスなスタイルで聞きやすいと思います
トラックはストリート感ムンムンと言えば伝わるでしょうか？
冷たい上ネタに固いドラムが響きその上に淡々とライミングしていくスタイルです
MURSと9TH WONDERのPAINのまんまのトラックでの楽曲はトラック負け感がありますが好きです
意外だなと思ったのはFRENCH MONTANAもが参加しているという点です
切なげなトラックでのShe only smileは個人的にハイライトです
良曲は割と尺が長く微妙なものは短めなのはいいのですが、短めな曲が多くaliponeのラップを堪能させたいならもう少し展開を丁寧に作ったほうがよかったのでは？と思います
本当は四つ星でもいいかな？とは思いましたが今回はこの評価で…(笑)

ヒマがあったら聞いてみてください

SIMON『ZooRock』

★★★★

iTunes storeにて配信された2ndからのSingleカット
プロデューサーにどんな音も自分のモノにしてしまうbach logicを迎えての曲です
SIMONと言えばハッキリとした声質にメインストリーム感を全面に押し出したリリックを売りにしているアーティストですが、今までの『それ』は個人的に上手いだけでその他の魅力は特にないものだと思っていました
しかし、今回はその天性の声質を生かしたblによるプロデュースのおかげでかなり聞こえの、通りの良いラップへと昇華されました
blのトラックに関してはいつも通り期待値より少し上を叩きだす素晴らしい出来です
リリックには特にありません
今回、かなりノリの良いアッパーなトラックにオートチューンでの声の加工による耳どおりの良いメロディラインが耳に残るラップということで大変素晴らしい作品です
是非とも購入していただきたい作品だと思います
じゃあなぜ四つ星か？なんですが単純にSIMON自体への個人的な評価、印象は今までとなんら変わらず…といった点と主役は誰か？といったところでblに完膚なきまでに食われてしまっているのがやはり大きな課題なのかな、と思い四つ星にしました

ラッパーを生かすも殺すもプロデューサー次第なのか？と少し考えさせられました