明日のあなたに「美しさ」を。

たまには長文を読んでくれよな

どうやらレスが出来るみたいだ

よし。あれをやっていこうかね。

雲一つ無い、晴れだけの青空。
青空一つ無い、重厚な曇り空。



どちらかに片寄っている状態が苦手。苦手なだけ。
空と雲が共存する状態が好き。


「どちらも得るなんてのは欲張り」と人は言うだろうが、
なぜ、どちらかに片寄る必要があるのだろうか。
片寄りほど不自然な状態なのに。

空を泳ぐ鳥達に空は見えているだろうか？
水を飛ぶ魚達に水は見えているだろうか？

人は誕生した瞬間、母親の体外から出たその瞬間から、
その瞳は空に触れ続け、空と一体化して空が見えなくなった。
魚達は誕生したその瞬間から、その瞳は水に触れ続けて、
水と一体化し、水が見えなくなった。

泳いでいる時に水が見えますか？
水中メガネは目の前に空気があり、空気越しに水が見える。

あなたは歩いている時に空気が見えますか？
空気と空の境界はどこにあるんだろう。

空中を泳ぐ鳥。水中を飛ぶ鳥。
気体と液体とが異なるだけで「水」の中で遊んでいる。


宇宙人が人々を見たらきっと思うだろう。
「あの中に入ったら帰って来られなくなるのかな？」
人々にはハッキリと水が見えるように、
宇宙人には空気がハッキリと見えるだろう。

初めて見た海にそのまま飛び込んだら帰って来られると思う？
だから、宇宙人は地球に入る事が難しく、人と会う事が難しい。


飛び方を忘れた鳥。泳ぎ方を忘れた魚。
そして、歩き方を忘れた人。

オレは生き方を忘れた人ではあるが、見つめ方を覚えている。
地球では見つめ方を忘れた人々が今日も生きている。

わからないから動ける


わからないからこそ、わかろうとして動き出す。
わかっていれば動かなくてもいい。

わからないから「実験」と言う行動をする。
わかっているなら、実験をしなくてもいいし、
わからないを見つける為に実験をし続けてもいい。

わかっている時にだけ、動く事が無駄になる状態が発生する。
理解した瞬間に絶対的な位置は消える。


わかっている事だけをやり続ける人は、
自分が劣化している事実がわからないだろう。

同じ歌を歌い続ける歌人には、新しい歌は異質で歌えず、
新しい歌を歌い続ける歌人には、同じ歌は古い未熟な異質で歌えない。


「いつもと同じ」「何気ない毎日」は多様性の裏返し。
異質な存在こそが「個」であり、「生」となる。
一人一人が確立された異質であり、個であり、
わからないからこそ他人を愛せる。

子供は親から生まれた「無」である。（親目線）
親は子供から生まれた「有」である。（子供目線）
「無」から「有」へとなった瞬間に親から離れ、異質な「個」を愛する。
と同時に、自らも「個」である。