しろくまの春だより

スフィンクスが眠る砂漠に君は立ち
下弦の月に照らされてたよ

北極星の真下に尖る
ピラミッド光の船は君を指す

君のそばにいたい
このままずっと

願うのはそれだけ
難しいかな

終わりは決めてない
汚れてもいい

包み込まれていく
悲しいほどに綺麗な夕焼け

Stey with me
まっすぐな瞳で
太陽のように笑う

君の光あびて
咲いている

今はまだ弱く小さな夢も
信じてくれた

泣き出したら手を包んで
愛しているよと言って

そして口移しでキャンディをひとつぶ
あげたら駆けていって
はしゃぎ出すだろう

駆け引きだって君の方が
うんと上手だからね

目を閉じてスウィングした
力任せに愛してみたかった

夏の容赦ない日差しが
ボールと重なったら

その隙にキスを盗もう
時々はワンサイドのゲームでいいだろう

ハニー君に届きたい
もう少しで道から逸れていく

何も迷わない
追いかける
ザラザラの世界へ

バスの揺れ方で運命が
わかった日曜日

でもさ君は運命の人だから
強く手を握るよ

夢の始まりまだ
少し甘い味です

割れ物は手にもって
運べばいいでしょう

古い星の光僕たちを照らします
世界中何もなかった
それ以外は

思い出せるいろんなこと
花咲き誇る頃に

君の笑顔で晴れた
街の空

涼しい風鳥の歌声
並んで感じていた

つなぐ糸の細さに
気づかぬままで

猫になりたい君の腕の中
寂しい夜が終わるまで
ここにいたいよ

猫になりたい言葉ははかない
消えないように傷つけてあげるよ