鏡を見る度に老けて不細工になってるのでいつまで経っても自分の顔に慣れないぜ。
イケメンは３日で飽きないし、ブスは３日で慣れないのが事実に近い。
そのうち服装や性格じゃごまかせないレベルの不細工になったらどうしよう、エレベーターで同席した人が皆息止めてたりしたらどうしよう、遠距離恋愛中の学生が新幹線の指定席のチケットを取ったはいいけど、そこが俺の隣で、泣く泣くチケットを捨てたりしたらどうしよう。

オナニーな小話を一つ
俺の母親はとっくに他界他かーいしてるんだけども生前は育児ノイローゼって診断される通称キチガイだったんだわ。

それなりに奇異な虐待なんかもあったけどまあそこは割愛。

あの人の場合子供とどう感情を向き合わせていいか分からないタイプの人間だった、ちょっと前に流行った歪んだ愛情()みたいな。

甘い時はベッタベタに甘くてベロチューは勿論フェラまで１回された、小３ぐらいだったから出ない所か立たなかったけど。

でも厳しい時は目茶苦茶厳しくて世で言う虐待のボーダーを越えてたのよ。
あと、事あるごとに死ぬ死ぬ詐欺して実際ＯＤして救急隊呼び寄せたりして、救急車に運ばれて、その時の若い救急隊員に両肩をしっかり捕まれて｢大丈夫だからね！大丈夫だから！｣と言われて。
そのかっこよくも漢の姿に俺は将来の夢を決定しかけたぐらいでってのは嘘だけど、まあ首吊ろうとしたりいきなりいなくなったりは頻繁にあったんだわさ。

それでも子供は馬鹿みたいに母親が好きで、徳光泣かせらしく、人情ドラマのテンプレート通りに母親にひっつくもんで。
多分あれは依存みたいなものに近いと思うんだわ、ＤＶ彼氏から逃げられない彼女みたいな、まあ実際母と子だから逃げられないんだけども。

という訳で俺は何されてもママママママな病的なマザコンとして生きていて、それが余計あの人の罪悪感責任感その他諸々をひっかき回して悪化させちゃったんだけども。

そんな歪んだ共依存なある日、隣のアパートの住人が子供達の走り回る音や声がうるさくて勉強に集中出来ないとクレームに来てさ。
　
俺は布団に篭ってタヌキ寝入りしてたんだけど、クレームの対応に出た母親がその住人にもの凄い剣幕で食ってかかってさ、逆ギレなんだけどね。

俺が言われてる訳じゃないけどやっぱビビッて泣いちゃってさ、声殺してたんだけど、そこで母親が｢そんなに煩かったら殺すか？両手両足縛って切って喉元に包丁ぶっ刺して殺そうか？｣とか言ってんのよ、声だけじゃなくてまんま殺されんのかよって、今で言うヤンデレかよって。
　
ただの住人に対する脅しだったんだろうけどそれは本人にもこうかはばつぐんだ！な訳で、｢ああ、この人普段はこんなこと考えてるんだ｣って違うに決まってんのに頭から離れなくて、大泣きしちゃって、父親来て母親来なくてよくわからなくなってと。
　
だからかしらんけど人の裏側がチラっと見えた時とかにその事思い出して一気に人間不信てか、怖くて悲しくなる。
で、それが収まった後は相手を疑った事信じなかった事に申し訳なくなって自己嫌悪に陥る。
　
と、いう小話。

また文字オナしてしまった

先に謝れば良いって訳じゃないのに、てか分かってるならするなよって話なのに。

文字と文学って似てる

知らないから知ったかぶるし、未熟だから玄人ぶりたいし。どうか生暖かい目で見下しててください。
ニヒリズム気取って考えることにビビってる奴よりかマシだと思ってるんで。