東京・青山葬儀所で、しんみりとした別れがあった。火曜日に歌手の氷川きよし（３４）らを育て“演歌界の名伯楽”といわれた「長良グループ」の長良じゅん会長の本葬があった。１日置いて木曜日には長良さんも発起人になる予定だった歌手の安岡力也さんのお別れ会が同じ場所で行われた。

　「長良さんは、交友範囲の広さを物語るかのように、５０００人もの方がお別れに駆けつけました。
有名人の弔問の列が数百メートルにわたって途切れない。あれだけ長い時間、あの場所で取材したのは初めてです」と女性誌記者。

　ちょっと奇妙な光景も見られた。記者が続ける。

　「芸能人の囲み取材をすると、ファンらしき女性陣が、記者やカメラマンの近くまで寄ってくるんです。
後で確認すると、『氷川くんに会えるから弔問に来ました』と、あっけらかんと明かすオバサマ方がけっこういましたね。長良会長も、それほどまでに氷川の人気が高くなったのか、と遺影で微笑んでいるような気がしました」

　力也さんのお別れ会の文面には、不思議な一文が記されていたという。

　「今回のお別れ会は、芸能界スポーツ関連、マスコミ関係者のみへの通知ですので、懸念の方々の出席はございません、というような文言があったんです。懸念の方々が誰を指すんだろう、ってスタッフの間で話題になりました」（情報番組デスク）

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