ONE PIECEネタバレ⑮

ジンベエ「ずいぶんヒドい目にあわされた様じゃな」
サンジ「何を貴様人ごとのように！！！」
ナミ「ええ・・何があっても今さらアーロンを不憫だなんて思うつもりはない」「だけど」「私は二年前シャボンティ諸島に着くまで」
　　　「あんなに強い魚人達が人間から迫害をうけてたなんて知らなかった」「ケイミーが人攫いに捕まって・・・それを追ってた時私は目を疑った」
　　　「目の前に広がる『シャボンティパーク』が・・・」「アーロンの建てた『アーロンパーク』にそっくりだったから！！」
ハチ「憧れてたんだ・・許してほしくて言うんじゃねぇぞナミ・・」「アーロンさんは人間が大嫌いで人間を恨み」
　　　「おれ達はやりすぎた・・・・でも」「ガキの頃から人間達の住む世界に憧れをもってたのは事実だ」
　　　「２００年前まで魚人と人魚は魚類に分類されてたそうだ・・・」「２００年前のリュウグウ王国は世界政府の加盟国となり」
　　　「人間との友好を結んで・・・王は世界会議への参加も許された」「でも人間達は魚人族を嫌い続けた」
　　　「おれの生きてる中で一番ひどかった時代は大海賊時代の始まり・・・」「人間の海賊達がこの島で暴れ回る恐怖は今でもはっきり覚えている」
ジンベエ「そこを救ってくれたのが・・今はなき白ひげのオヤジさんじゃ・・・」

回想
白ひげ（この島はおれのナワバリにする！！）

ジンベエ「島に平和が戻った」「しかし人間達の魚人嫌いが止むわけじゃない・・・」「お前さんらもシャボンティ諸島で見たハズじゃ・・現実をな」
ハチ「ニュー・・・」

ジンベエ「おかしな話・・・一度権力を手に入れた者程変化を恐れるもの」
　　　　　　「魚人と人間の交友を決めた政府の中枢に近づく程に」「差別体質は深く根付いて変わることはなかった・・・」
　　　　　　「そんな折、魚人島ではこの腐った歴史を変えようと２人の人物が立ち上がったんじゃ」
　　　　　　「一人は『オトヒメ王妃』」「人間と共に暮らす事を島民達に説き続けた」「しらほし姫の母上じゃ」
　　　　　　「そしてもう一人は奴隷解放の英雄『フィッシャー・タイガー』」「人間との決別を叫び世界の禁止事項を犯し・・」
　　　　　　「たった一人で聖地マリージョアを襲撃・・！奴隷達を救った」

ルフィ「・・・・なんとかタイガー・・・どっかで聞いたぞ？」
ジンベエ「そのあとに元奴隷の魚人達を連れ・・」「タイヨウの海賊団を結成する男じゃ」
　　　　　　「わしもアーロンも当然ハチも・・」「そのタイヨウの海賊団に所属する事になる」
　　　　　　「しかし政府に激しく盾ついた魚人海賊団が海にいる事は」
　　　　　　「同時に人間との友好を実現しようとするオトヒメ王妃の首をしめる結果となった」「今を耐え忍び未来を変えようとするオトヒメ王妃に対し・・・」
　　　　　　「未来を捨てて・・今を苦しむ同族の奴隷達を救いだしたフィッシャー・タイガー」「どちらが正しいかなど・・とても決められん」
　　　　　　「じゃがわしは・・・・・」

回想
【１５年前　偉大なる航路】
ハチ「敵船発見！！！」「お頭！お頭！！敵船だニュー！！お頭！！お頭！！」
アーロン「うるせえなぁ・・・ハチ・・・」

【タイヨウの海賊団[船長室】
ハチ「タイのお頭！！大変だ！！！」
タイガー「海軍か？」【船長　フィッシャー・タイガー（タイの魚人）女帝ハンコックの大恩人】

第６２０話終わり