ONE PIECEネタバレ⑮

>>302
りょうかい(･ω･)ﾉ

第６２０話〝憧れの遊園地〟

扉絵
「珍獣島　新住人　樽入り女サーファンクルー」

【竜宮城の下、連絡廊】
左大臣「何という事態に！！」「国王一人城に残すとは何たる失態！！！」
右大臣「嘆くな！これは王のご命令だ！！」
　　　　「信手段が必要だ！一刻も早くフカボシ王子らと連絡をとり」
　　　　「戦力を整え竜宮城へ戻るのだ！！」

【魚人島一等地「ギョバリーヒルズ」】
イカロス「言うとおりにしろムッヒ！！」「この国はホーディ船長のものになるのだッヒ！！」「さあその踏み絵を踏め！！！！」

【魚人島の北西「おかしの工場の街」】
ダルマ「早く踏め！！！」
民「無理だおれには踏めねぇ・・この人の顔は・・・」
ダルマ「その顔を踏めねぇ奴は人間と仲良くしてぇんだ！！」「おれたちの敵だ！！！」

【魚人島の南西「魚民文化会館前」】
ヒョウゾウ「簡単だろうその踏み絵を踏むかこの島を出るかだ！」「どっちも嫌なら斬ってもいいと言われてる」

【魚人島の西「マリンショッピングモール」】
民「国からでてけだと！？ここ以外に光のある海底はないし・・」「人間達の世界じゃとても暮せねぇ！！！」
ゼオ「見ろ・・人間を凶暴な生き物だとわかってる証拠だ！！！」「人間と魚人が手を取り合う事など幻想にすぎない！！」
　　　「おとなしくホーディ王にひざまづけ！！人間共を支配し歴史を変えるのだ！！」

【魚人島の北「水車の町」】
フカボシ「む！！！！」
ドスン「・・・・！！！」
フカボシ「これは一体どういうつもりだお前達！！」「この国の民達に亡き母上の写真を踏ませるとは！！！」

【魚人島南東「サンゴヶ丘」】
民「バンダー・デッケンも取り逃がし・・・」「しらほし姫もまた・・目の前で麦わらの海賊に連れ去られた・・・！！」
　　「姫はしかし夕食までに帰ると！！」「言わされてるに決まってるだろ！！」「このまま姫様が天竜人にでも売られちまったら」
　　「おーい！いろんな町で今魚人街の奴らが暴れてるらしいぞ！！」「竜宮城はどうなった！？この島で何が起きてるんだ！！」
カリブー「ケヒヒヒヒヒ・・・見たぞ・・ビッグサイズ人魚さーーーん」「人間サイズの人魚が一匹７千万として今見た７・８倍ある人魚姫を」
　　　　　「捕まえちゃって売っちゃったならばあああうううう考えただけで恐ろしい額！！」

【海の森】
しらほし「えーんお父様があああ」
ジンベエ「しらほし姫大丈夫じゃ、奴らはまだ国王に手出しはできん！」
しらほし「え・・本当ですか？」
ジンベエ「ああ・・少しルフィ君達に話をする時間をいただきたい」「王は必ずわしがお助けする！！」
しらほし「・・・はいお願いします親分様・・・」
サンジ「レディ達ーーーーー！！！！！」「お茶です！」
ナミ「ありがとそこ置いといてサンジ君、あとまじめな話してるからそのテンションやめて」
サンジ「そんなバッサリなナミさんも好きだー！！！」
ナミ「ジンベエさんどういうこと？あんたがアーロンを東の海へ解き放ったって・・」
ジンベエ「ああ」
サンジ「おれもそう聞いているぞ！！」
ナミ「え・・」
サンジ「昔・・おれとルフィが初めて七武海のジンベエって名を聞いた時も」「ヨサクの野郎にそう説明された・・・・」

回想
ヨサク（ジンベエは七武海加盟と引き換えにとんでもねぇやつを）（この東の海へ解き放っちまいやがった！！）

サンジ「お前の事だ、忘れてたんだろ！」
ルフィ「あーそうだったかなー・・・ヨサク元気かなー！」
サンジ「二年前新聞でお前とジンベエが一緒にいるってのを知って」「おれの頭にゃ？が躍ったよ・・・」
　　　　　「ジンベエって奴はアーロンの黒幕の様な存在だと思っていたからな」「おいジンベエ・・・何か言い訳してぇってんなら聞くが」
　　　　　「言葉にゃ気をつけろよ・・・！！」「何を隠そうここにいる麗しきナミさんの故郷こそアーロンに支配された島」
　　　　　「彼女自身耐え難い苦汁を嘗めてきた一人だ・・・」「話次第じゃお前を・・・・」「おれは許さねぇ・・・！！！！」
ハチ「・・・ホントだジンベエさん、おれ達はその娘に謝っても許されねぇ程の傷を与えている」
ナミ「・・・・・・・・・・」

ナミ回想＿
ベルメール「世界地図か・・楽しみね！！じゃあこの島の地図は夢の一歩だ！」
アーロン「ゴキゲン麗しゅう人間どもよ！！！！」「この島をおれ達の支配下とする！！！」
ナミ「死んじゃやだベルメールさん！！！」
アーロン「くだらねぇ愛に死ね」
ナミ「ベルメールさあああああああああああああああん！！！」
魚人「人間のガキに食わすメシなんかねぇよ！！」「黙って海図を描き続けろ！！」
ナミ「・・・・・」
海賊「泥棒だ！！財宝を盗みやがった！！」「ガキだ！！」「かまわねぇうちころせ！！！」
ナミ「・・・・あと・・・７千万・・・」
アーロン「おお・・よく帰ったな・・帰るしかねぇか・・・」「お帰り・・我が測量士・・・」「シャハハハハハ！！！！」
＿回想終わり

ジンベエ「ずいぶんヒドい目にあわされた様じゃな」
サンジ「何を貴様人ごとのように！！！」
ナミ「ええ・・何があっても今さらアーロンを不憫だなんて思うつもりはない」「だけど」「私は二年前シャボンティ諸島に着くまで」
　　　「あんなに強い魚人達が人間から迫害をうけてたなんて知らなかった」「ケイミーが人攫いに捕まって・・・それを追ってた時私は目を疑った」
　　　「目の前に広がる『シャボンティパーク』が・・・」「アーロンの建てた『アーロンパーク』にそっくりだったから！！」
ハチ「憧れてたんだ・・許してほしくて言うんじゃねぇぞナミ・・」「アーロンさんは人間が大嫌いで人間を恨み」
　　　「おれ達はやりすぎた・・・・でも」「ガキの頃から人間達の住む世界に憧れをもってたのは事実だ」
　　　「２００年前まで魚人と人魚は魚類に分類されてたそうだ・・・」「２００年前のリュウグウ王国は世界政府の加盟国となり」
　　　「人間との友好を結んで・・・王は世界会議への参加も許された」「でも人間達は魚人族を嫌い続けた」
　　　「おれの生きてる中で一番ひどかった時代は大海賊時代の始まり・・・」「人間の海賊達がこの島で暴れ回る恐怖は今でもはっきり覚えている」
ジンベエ「そこを救ってくれたのが・・今はなき白ひげのオヤジさんじゃ・・・」

回想
白ひげ（この島はおれのナワバリにする！！）

ジンベエ「島に平和が戻った」「しかし人間達の魚人嫌いが止むわけじゃない・・・」「お前さんらもシャボンティ諸島で見たハズじゃ・・現実をな」
ハチ「ニュー・・・」

ジンベエ「おかしな話・・・一度権力を手に入れた者程変化を恐れるもの」
　　　　　　「魚人と人間の交友を決めた政府の中枢に近づく程に」「差別体質は深く根付いて変わることはなかった・・・」
　　　　　　「そんな折、魚人島ではこの腐った歴史を変えようと２人の人物が立ち上がったんじゃ」
　　　　　　「一人は『オトヒメ王妃』」「人間と共に暮らす事を島民達に説き続けた」「しらほし姫の母上じゃ」
　　　　　　「そしてもう一人は奴隷解放の英雄『フィッシャー・タイガー』」「人間との決別を叫び世界の禁止事項を犯し・・」
　　　　　　「たった一人で聖地マリージョアを襲撃・・！奴隷達を救った」

ルフィ「・・・・なんとかタイガー・・・どっかで聞いたぞ？」
ジンベエ「そのあとに元奴隷の魚人達を連れ・・」「タイヨウの海賊団を結成する男じゃ」
　　　　　　「わしもアーロンも当然ハチも・・」「そのタイヨウの海賊団に所属する事になる」
　　　　　　「しかし政府に激しく盾ついた魚人海賊団が海にいる事は」
　　　　　　「同時に人間との友好を実現しようとするオトヒメ王妃の首をしめる結果となった」「今を耐え忍び未来を変えようとするオトヒメ王妃に対し・・・」
　　　　　　「未来を捨てて・・今を苦しむ同族の奴隷達を救いだしたフィッシャー・タイガー」「どちらが正しいかなど・・とても決められん」
　　　　　　「じゃがわしは・・・・・」

回想
【１５年前　偉大なる航路】
ハチ「敵船発見！！！」「お頭！お頭！！敵船だニュー！！お頭！！お頭！！」
アーロン「うるせえなぁ・・・ハチ・・・」

【タイヨウの海賊団[船長室】
ハチ「タイのお頭！！大変だ！！！」
タイガー「海軍か？」【船長　フィッシャー・タイガー（タイの魚人）女帝ハンコックの大恩人】

第６２０話終わり