ピーーーッ！！
店員「連コイン！！」
魚住「なんだと！？」
「４回目だ！！」
「痛い！！」
「魚住、連コイン４回め――っ！！」
魚住「ちょっと待て、オレが連コインだと！？」
ギャラリー「逆らうな！」
田岡「よせ魚住！！」
魚住「誰もやらないから１００円入れただけだぜ！？なんでオレが連コインなんだよ！！ 　ちゃんと見てくれよ！！」
店員「むっ！」

店員「出入り禁止！！」

魚住「なっ…」
「わあああっ！！」
「店員に出入り禁止宣言されたー！！」
「魚住、出禁だあ―――っ！！」
赤木「バカが！！」
中村君「もう、彼はこのゲーセンでプレイできないんですか！？」
相田「そうよ！！」

最初は威嚇やったんです
飛び込みをさせないための・・・
「甘えた飛びにはリスクがある」なんて思わせれば
相手キャラは腰が引けて、まともに飛び込んでこんようになる
まさかパナすつもりはなかった
それが初めて昇竜拳だけで勝ってしもた
無敵あり・高火力の昇竜持ちのオレに向かってくる
本物の勇気を持った相手やった

そして延々と昇竜がヒットし続けオレは勝った
相手は昇竜の対策ができてないから負けた
自分の中で正当化された・・・
オレらには勝利より優先するものはないからです
その日からオレに変なアダ名がついた
北野さんも聞いたことがあるかも知れませんね・・・
クソケン使い帰れ二度とくんなブッパマン・・・・

バルログはチョロいか？
ユン「あ？」
バルログのお前に対するディフェンスだ。
ユン「あぁ。チョロいね」

ユン「ハア　ハアッ」
「そろそろ限界じゃない？」
「３ｒｄの時もクソキャラなのに今回も理不尽な調整を受けているんだ
　　ブーイングの度合いもハンパじゃねーだろ　アレックスと交代するか？」
ユン「イヤ…　今の悪い流れを壊したくない　入れ替えはなし
　　今　黒歴史をつかみかけてるところでしょ」
「おう」

ユン「格ゲー界�ｂPのクソキャラってどんなキャラだと思う…」
トキ「あ？（なんだ…？）」
ユン「きっとゲームそのものを過疎に導くキャラだと思うんだよな
　　オレはそれになる」
トキ（ﾋﾟｸ）「………！」
ユン「一歩も引く気はねーぜ」

勝つという概念に縛られお手軽キャラに溺れたプロゲーマー、予想された過疎にヤケになって無謀なコラボや調整を繰り返すプロデューサー
格ゲーを盛り上げるとは、口だけの目標かね

安西「桜木君　　今の幻影陣の前にユン使いがいくつフェイクを入れたか分かるかね？」

桜木「ぬ！？」
　　「シコシコゲージ溜めると見せて雷撃蹴…から固めと見せてコマ投げで投げたから………２つだろ」

安西「雷撃蹴のあとにごく小さなグラ潰しも入れてるよ」

桜木「なぬ！？」

安西「ユンの動きをよく見て…対策するだけ対策しなさい」
「そしてユン使いの３倍連コインする　そうしないと……スパ�WＡＥのうちには到底ゲーセンの過疎化を止められないよ」

桜木「………！！」

彩子「ストリートファイター�Vに登場した時すでにかなり強かったわよ　ユンは」

桜木「やはりキャラ差が…　　　　はっ」
「うわっと　現時点での負けを認める発言になる」
「ノー　ノー　ノーーーーーッ！！」

このときから桜木はユンの動きを目で追うようになる

それに伴い後にさらに加速度的にゲーセンが過疎していくことになるのだが……
それはもうちょっと先のことであった

なんで辞めるねん北野さん！！
オレらせっかく開発部入ってこれからなのに
なんでや！

北野「『パナせば官軍』ゆうてな…　初めてユンに二翔脚を実装させた時はわいの調整は絶賛された」
「けど大二翔ぶっぱが当たり前のようになってくると今度は　何でセビキャンできへんのや　言うもんがでてきた」

……！！　当たり前て
二翔脚かてすごい技ですやん！！

北野「ハタから見とるだけの人間はすぐ慣れるもんや」

───何年たってもユンがぶっちぎりの１強にならへんのはお前の調整のせいじゃ　　　バランス調整じゃあかんのや───

北野「はは　ついこの間までホメとったんちゃうんかい」
「最強のヒールキャラを作らな納得せえへんのや　じじいはいささか疲れたわ」
「いや…二翔脚をセビキャン可能にしたら次はテレポート技や…一度でも調整ミスったらまた…」

北野さんはああ言うとるけどな 先輩の話じゃ
ホンマはクビらしいで…
クソが…！！


ユン以外を最強にしたるんや！！！！

「なんじゃこりゃあ！！」
「おいおいおいシャレになんねーぞ！！」


ユ　　ン────┐
　　　　　　　　│
ダ　　ン─┐　　├─
　　　　　├──┘
ﾌｪｲﾛﾝ 　─┘


「なんだよ　このﾌｪｲﾛﾝってのがそんなにつえーのか？」
「２回戦を見ろ」
「ユン…」

「それでユンに勝ったら３回戦は誰だ？」
「おいおい　ヤンだよ………！！」
「ユンにヤン…こりゃあとんでもない激戦ブロックに入っちまったな……！！」


「おい　ユンやらヤンやら言うとったなお前　あんな言い方したらあかんで　この辺のお客さん『ﾌｪｲﾛﾝは雑魚なんや』思てしまうやろ？」
「ダンやろお前ら」

「バーカ　てめーらなんか眼中にねーんだよ」

「身の程を知れや雑魚が！　その本見てみいボケ！」


総合
評価
ＡＡ　ユ　　ン
Ｃ 　ダ　　ン
Ａ　 フェイロン
Ｂ 　ザンギエフ


　　　断空脚が立ち回りの大黒柱。番狂わせを演じられるか！？　目指すは１ラウンド奪取だ！！

じいちゃん「おいユン、おめえあんなに堂々とEX絶招しちゃダメだつったろ？飛ばれたらありゃあ反確だよ」
ユン「へへ…　じいちゃん」
　　「絶招ブチ込むと……こっちが１〜２F有利だろ」
　　「そっから楽しいじゃんけんをするのが好きなんだ」

スパ�Wはお好きですか？