HUNTER×HUNTER パートC
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#327 [>>311を全部回収した次の展開]
蟻を倒したゴンだったが、キルアが心に抱える闇に苦しみ、ゴンと縁を切ってしまう。哀しい目をして去っていくキルア。
キルアを追ってゾルディック家に向かうゴン。その道中で、レオリオに再会した。
レオリオはすでに念を覚えていた。キルアの事を話し、一緒にゾルディック家へ。
だが、そこにキルアはいなかった。シルバは語る。
「キルアはゾルディック家の一員として、大きな仕事を引き受けた。もうすでに現場に向かっている」
その現場はスピン生まれ故郷として話に上がっていた鉱山、コクチ山。廃棄物処理場の候補に上がるその鉱山には、コクチハクチョウという固有種が生息している。
依頼内容を聞いたゴンは驚愕した。
『現在、コクチ山にて隠居生活をしているジン=フリークス及びその仲間11人の暗殺』
依頼人の名はジャイロ。
怒りと悲しみに暮れるゴンの元に、クラピカから電話が掛かってきた。
「探し物がコクチ山にあるんだ。力を貸してほしい」
:08/10/11 15:01
:P903i
:KDp/IIWM
#328 [なまえ書き忘れ]
通話を終えたクラピカに、センリツが話しかけた。
「本当にいいの?闇のソナタは危険よ、私の問題にあなたや仲間まで関わる必要はないわ」
口ではそう言いながら、クラピカが一緒に来るのは分かっていた。
激しく、それでいて静かで深い怒りの旋律。それが今のクラピカの心音。
恐らく、幻影旅団がコクチ山にいる。
その解をセンリツが導きだすのに大した時間はかからなかったが、その理由が分からなかった。
クラピカが静かに通話口に語る。
「ボス…出発は明日です」
「次の獲物はコクチ山にある緋の眼、36対だ。誰かが隠し持っているらしい。そいつを見つけ出して一つ残らずかっさらう」
ホームに戻ったクロロは、団員達に告げた。そこにはカルトの姿もあった。
廃棄物処理場の候補地とは名ばかりで、実情では既に闇社会のゴミ箱と化しているコクチ山。闇ルートを通ってきた不要物は、迂濶に棄てれば足がつく。緋の眼がそこに集まったのは、ある種必然とも言えた。
だが、ヒソカの件はどうなったのか?
団員全員の疑問を、シャルナークが訊いた。
「奴も、コクチ山へ向かっている。俺が奴の相手をしている間の仕事だ」
さしずめ旅団復活の肩慣らしと言ったところか。旅団員の士気は高かった。
カルトも、心内で激しく燃えていた。
全うな人の道を歩みたいと願う兄のために。人の道を外れかけている兄を助けるために。
:08/10/11 15:02
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#329 [なまえ書き忘れ]
ミテネ連邦に含まれるある離島で、コルトはひっそりと隠居を開始した。
キメラアントである彼は人前に出る事はできない。だが、息子と2人ならそれでもいいと思っていた。
だが、その娘に異変が起きている。
成長が異常に早いのだ。本来はメルエムと同時に生まれる筈だった双子の娘は、メルエムに追い付かんとばかりに急速に育っていった。
そして何より、纏うオーラが禍々しい。
メルエムと同じく女王の腹から生まれたのだから何かあるとは思っていた。
娘は性格は穏やかで、とても品行方正で優しい子であったが、そのオーラを見る度にコルトは不安を感じずにはいられなかった。
その不安はさして間を置かずに現実のものとなった。
「コクチ山へ向かいます」
消えた娘の代わりに床に残された置き手紙。
それを握りしめ、コルトはコクチ山へ向かった。
:08/10/11 15:03
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#330 [なまえ書き忘れ]
ゴンがコクチ山へ向かう前日、ナックルとシュートが訪ねてきた。
激励を交わしあう3人。死線をくぐった者同士にしか生まれない友情を確認するゴンを、レオリオが後ろで満足げに眺めていた。
「明日は早朝には出るぞ、ゴン。そういやお前、ホームコードは?かなり放置してただろ。確認しておけよ」
レオリオに言われた通り、ホームコードを照会するゴン。
メッセージはいくつも来ていた。ハンター試験合格者からのメッセージや、ミトさんからのメッセージもある。
いつか返信しようと思いながら眺めていると、着信日が昨日のメッセージを見つけた。
送り主はハンゾーだった。
「隠者の書が見つかったぜ。
どうやらコクチ山ってところで、誰かが廃棄物として隠し持っていたらしい。そいつの名前なんだが…ジン、と言うそうだ。
…このメッセージを見たら、コクチ山に来るんだな。どちらにしろ、俺も明日には向かう。
P.S.念修行はどうだ?自分で言うのもなんだが、俺はかなり強くなったぜ。」
ヒソカは薄く笑っていた。
クロロとゴン。甘い果実が同じ日に同じ場所に来ると分かっていたのだから。
「そろそろ狩り時か…◆」
ヒソカは密かに立ち上がった。
役者は、続々と次なる舞台へ集まってきていた。
この続きが、2020年発売のジャンプ46号で読める!
:08/10/11 15:04
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