私立織愛学園＊81

〔寮/談話室〕
葉牙先生

……暗に先生とちゅーがしたあと訴えておるのだよ！
(さっき期待さすだけさしたくせにいーっと頬を膨らましてみるが少し眠そうに見える相手からの冷たい眼差しにしゅんっと俯き)

ただ携帯のフォルダに大事に保管したいだけですからあああ

……って、先生眠いの？

[寮/食堂]

吉岡くん

えええ！なんでこーんな広い食堂でひとりで食べないといけないのさ！
(暗に向こうに行けと訴えてくる相手を完全に無視して逆に軽く反論すれば、ハンバーグ定食をじっと見つめている相手に何を勘違いしたのかふっと生暖かい眼差しを向けて)

なるほど、まさか吉岡君がそんなにハンバーグ好きだったとはね。
仕方ないなー。ほら、あーーん。
(何かを悟ったような柔らかな笑みを向けながらハンバーグを一口分フォークに差して相手の口元へ持っていき)

大路

[寮/談話室]

(願望を言われ期待させたくせにーとも言われん？と首を傾げ)

俺期待させた覚えないんだが？
そんなにキスしたいの？
お前キス魔？(疑問に思った事を言えば深くソファーに腰をかけていたが少し腰をあげ相手と自分を遮るテーブルに手をついて相手の目を色気ムンムンに見つめ)

あーまぁそれならいいがな
ってか疲れてんだよ
昨日はお前の片割れと話してたしな

（寮/食堂）

天草

僕がひとりで食べたいって言ってるの。みんなと同じ時間に食べない天草が悪いんでしょっ…て、なに、気味悪いんだけど。
（ちょびちょび白米を食べながら相手の反論に呆れたように言葉を返していれば不意に目の前ハンバーグの欠片差し出され。何を勘違いしているのかあーんの催促に寒気感じてぶるっと肩震わせるとテーブル下で彼女の足軽く蹴り。）

〔寮/談話室〕
葉牙先生

え？期待させられてなかったかな私？……キスに興味あるお年ご…r
(思い違いかな？と、首を傾げてみるが腰を上げテーブルに手をつき色気たっぷりに自分を見る眼差しを真正面から受けると先ほどまでの軽口とテンションが引っ込みグシャッと蓋の開いたペットボトルを両手で握りしめ、少し頬を高揚させフェロモンに当てられてかどもりだし)

ね、眠いなら
ひっ膝貸したげるから！さ！

[寮/食堂]

吉岡くん

ほらほら、あーーん･･･ってイテッ！
まったくもー！素直じゃないんだから吉岡君ってばー！
(足を軽く蹴られれるも素直じゃない相手の反応につい笑ってしまい、結局食べてもらえなかったハンバーグを少し寂しく思いながらも自分で食べて)

本当に一人でいたい人なんていないと思うけどなーわたし･･･あ、これあげる！
(ぽつりと呟けば、自分の苦手なインゲン豆を発見し流れるような手つきでさっと相手の皿へと移し)

大路

[寮/談話室]

シーッ
少し静かにしろ(吃りはじめた相手の唇に人差し指を当てて何を血迷ったか相手の視線を受け止めるかのように見つめ)

キスしたいんだろ？
目を瞑れ(段々と相手側に乗りだし顔を近づけ)

〔寮/談話室〕
葉牙先生

….…！
(唇に当てられた相手の人差し指と艶のある声と眼差しが相まってより大人の色気を感じると心臓がバクバクと大きく脈打ち、カアアッと耳まで赤くなるとアワアワとしだして)

え、ちょ….、え、先生？
は、はははは、鼻血が出そうっ！
(迫り来る相手の顔を瞬きを繰り返す見つめていたがきゅっと瞼を閉じ、鼻を両手で押さえた勢いで床にペットボトルを落とし水をぶちまけ、顔は天井を仰ぎ)

（寮/食堂）

天草

…一人は気楽なの。…天草、いんげん豆嫌いなの？
（足を蹴られても笑み絶やさない相手を怪訝そうにちらり見ながら相手の問いには少し黙り込んで小声で返し、自分もハンバーグ食べていれば今度は相手の皿からインゲン豆が移動してきて。心底迷惑そうな顔で相手を睨みつけるがふと思い立ったように質問すれば先程の仕返しといわんばかりにインゲン豆自分のフォークに刺し嫌がらせとして相手の口へ真顔でぐりぐり押し付けて。←）

天草、ほら、あーん。←

大路

[寮/談話室]

……ぷっ(慌てふためいた相手の姿に吹き出し咄嗟に口元に手で抑えて肩を震わしながら笑いはじめ)

クックックッ
お前本当におもしろいな(笑いが止まる事なくスッと相手から離れてそう言っては近くにあったティッシュを相手の前に置き立ち上がって相手のほうに行き落としたペットボトルを拾って)