私立織愛学園＊81

［学園/教室］

「あ！深町ー、クラス違うと全然会わねーなぁ」
深町「高橋じゃーん！そうだねえ、でも体育一緒だし！」
「ばか、男女違うっつの」

………………。
秋恵ー、今日の合奏俺やろっか

深町「え！え！ほんと！？高橋ごめん！また！ななちゃん珍しいじゃん！え！なんで！？」

別に、気分？

（登校してきて自席に座り何と無くボーッとしていると昨年同じクラスだった男子・高橋が深町に話し掛けていて心の中で舌打ちをすれば今じゃ無くても良い内容の話を持ち掛け深町が自分の方へ来れば高橋をチラッと横目で見て鞄から飴を出して深町の手におさめ）

あげる

深町「えーー！？なにー！今日のななちゃん神！！」

【練習(^o^)】

名前◇大路八尋
<おおじやひろ>
性別◇♂
学年◇高等部3年
容姿◇睫毛ばっさり垂れ目で色白ないわゆる女顔。耳にかかるくらいの長さで前髪は長め、髪色は黒。眼鏡着用。身長は175cm、細身。細いのを隠すため、季節問わず中に複数枚着込んでいる。(八尋の秘密)
性格◇嫌々ながらも頼まれると断れないお人好し。基本的にぼんやりしており、素っ気ない。

備考◇家庭科部に入っておりバイトのない日にのみ部活に参加する。
PCゲーム好き。
運動神経は並以下で体育が苦手。プール授業はあらゆる手段を使い回避する。そのせいか一部では男装女子説があるとかないとか…

真尋とは二卵性の双子

名前◇大路真尋
<おおじまひろ>
性別◇♀
学年◇高等部3年
容姿◇睫毛ばっさり切れ長目で目鼻立ちがキリッとしている。髪は赤みがかった茶色で、ゆるパーマロング。
ニーハイソックスに赤いハイカットスニーカーを着用。身長161cm、スレンダー。
性格◇女の子好き。
自称、優しくお茶目な女の子らしいが気分屋。スキンシップが多く誤解される事もしばしば。少々暴力的。

備考◇帰宅部で近くのコンビニでバイト。八尋同様PCゲーム好き。
運動神経が良く、力も強い。乳の無さにコンプレックスを抱いている。

八尋とは二卵性の双子

［学園/音楽室］

深町「やっぱイーゴリ公いいよねーすっごい好きー」

……ん

「合唱部にお願いして合唱つけたいよねー絶対気持ちいい！よし！今度お願いしてこよう！！」

待て、まず今ある仕事して
5月の練習計画、終わってませんよ部長さん

「うへぇーーい」

（深町と一つの机に向かい合わせに座り曲を流しながら部の事務仕事をしていると深町の気持ちが音楽よりに盛り上がって行きガタッと急に立ち上がって現実逃避をしようもすれば即座に腕を掴み淡々とした口調で軌道修正をして）

【誰かと絡みたーい(´･ω･`)】

[寮/食堂]

おばちゃん、今日のオススメ何っ！？

「いらっしゃい！今日のオススメは、煮込みハンバーグスペシャル定食よ！」

キタァァアア！！！！
待ってましたよハンバーグ！！！
ここの定食本当に美味しくて大好き！！

「あらあら、ありがとねぇ」

(自分の部屋から食堂まで猛スピードで走ってくれば、カウンターの前で急ブレーキをかけて勢いよくカウンターに乗り出し、今日のオススメメニューを問い出せば自分の好物のハンバーグだったため一気にテンションが上がってしまい涎を垂らしそうな勢いで顔をニヤつかせて)

【湊の女子力の低さやばいな(笑)
久しぶりにあげ！】

〔寮/談話室〕

……。
(スマホを弄りながら談話室に入ると誰もいない室内を見渡し、小さく溜息をつくとテレビのリモコンを手に取りテレビの電源を入れ入り口近くのソファへ深く腰を下ろし)

【あげ】

［寮/自室］

……は！
は！？は！！！
やばいやばいやばいやばい！！！
（深い睡眠から目を覚ませばガバッと起き上がり時計を確認すると寝坊していることに気付きベッドから降りてバタバタと準備をし鏡を見れば顔もうつ伏せで寝ていた為前髪が全て上向きになっていて）

なんっっっじゃこりゃああああ！！！

【朝あげ(^o^)】

〔学園/食堂〕

真尋『やっひろー！
定食奢って奢って奢ってえ』

Σぐえっ！？
(後ろから飛びつく勢いと共に首に腕を回され締められると顔を歪め、煩く騒ぐ双子の片割れである相手の腕を不快そうにタップし)

真尋『？あ！わりぃ、わりぃ！
ね、頼むよ！お腹空いて倒れそう。私を見捨てるの？ね、見捨てちゃうの？』

………はぁ、何にするの？

(首に回した腕を解き背中から離れたが悪びれもなく、おねだりしてくる相手に諦めたように溜息を吐くと財布を取り出し渋々奢ることにして。)

【あげ。】

［寮/談話室］

ん、大丈夫だよ
秋恵も元気……今？談話室
そう、自販機とかあるから…うん
（廊下を歩きながらかかってきた電話に出れば話しながら談話室の中に入りソファーに座って電話の相手と頷いたりしながら話し続け）

〔寮/談話室〕
七島

ふんふんふふ～ん♪
なーに飲もうっかな～♪
（陽気に鼻歌まじりに歌いながら談話室に入ると自販機へスキップ気味に向かい、財布から小銭を出しかけてソファで電話する相手に気づくと驚いたのか恥ずかしいのか複雑な表情で固まり）