私立織愛学園＊８０

[中庭]

榊くん

あ、榊くんじゃん
テンション上がんない？桜って
(声を掛けられて振り向けば相手に気付いて笑い掛け木の幹に手をつきながら嬉しそうに話し)

【だねだねっ
アホだけどよろしく(笑)】

【中庭】
●深町さん

んー…桜って直ぐに散っちゃうけどね、君って花より団子派かと思ってたよ。
(目を細めて薄く笑みを浮かべながら手を挙げて会釈し、簡単なイメージを話ながら挙げた手で手招き)

こっちおいで、どうせ花見するんなら女の子と見たいな。

【アホほど可愛…おっと(笑)ﾉｼ】

[中庭]

榊くん

団子うまいけどねっ
いつでも食べられるし
相変わらず軽いこと言ってんねぇ
(へらへらと笑えば軽い足取りで相手に近付いて隣に座りそういえばとカーディガンのポケットに手をいれれば中から飴を取り出して)

レモンとりんごどっちがいい？

【╰(*´︶`*)╯うふふん(笑)ﾉｼ】

【中庭】

今度貰った老舗の団子あげよっか？俺、体型維持の為にそう言うの食べないから。

そりゃあ、一人で花なんか見ても楽しくないじゃん。横に女がいてこそ、でしょ。
(軽いと言われても気にはせず笑い声混じりに言葉を返し、ふと質問されれば一瞬迷うものの浅く頷いて)

ありがと、じゃありんごちょうだい？

[中庭]

榊くん

ほんと！？いる！超いる！
いやー、ありがたいねー榊様様だよ

確かに大人数で見た方が楽しいね
(団子が貰えると聞けば目を輝かせて相手に詰め寄りバシバシと肩を叩いて喜びうんうんと頷きながら少し相手とは違うニュアンスで肯定しながらりんごの飴を相手に渡してもうひとつは自分の口にいれ)

これでプチ花見～

【中庭】
●深町さん

いた、…どういたしまして、大袈裟だなあ。そんなに喜んじゃって、かーわいい。

(肩に走る軽い痛みに眉を下げるものの気にした様子は見せず茶化すような言葉で返し、受け取ったりんごの飴を口にいれたのち、違う意味で捉えた相手に口許が緩むが悪戯心が疼き、利き腕を相手の肩に回してグッと引き寄せ)

…俺が求めてるのは宴会みたいなのじゃなくて、こう言うのだよ。

[中庭]

榊くん

腹が満たされれば幸せだもん
うわっ…ちょ、びっくりしたぁ～
(コロコロと口の中で飴を転がせながら笑っていると相手の方に引き寄せられ一瞬唖然とするがまた笑いだして)

【中庭】
●深町さん

………。
(引き寄せた後は黙って顔を見つめるものの笑い始めると腕を退けて手を解放し)

君は照れたり慌てたりしないんだな、男に肩抱かれてんのに。

[中庭]

榊くん

相手があたしを好きだったりすれば別だけどさぁ、だって榊くんだよ？←
(きょとんとしたあと軽く吹き出してｸｽｸｽと笑い相手が恋愛という意味で自分に好意を持っているわけではないとわかっているので余裕で言い)

【中庭】
●深町さん

そう？俺は女の子は皆平等に好きだけど。
…にしてもさ、こんな良い男と花見してる時点でときめくもんだよ。
(悪びれた様子もなく主張し、わざとらしく肩を落として冗談を言えば飴玉を舌で転がし、ふいに横から頬をつつき)

なんか照れさせたくなっちゃうな。