私立織愛学園＊８０

[寮二階/談話室]

(昨夜容赦なく部屋の暖房を消され置き去りにされたまま寝ていたが寒気と携帯電話の震えで目を覚ますと顔を上げぼーっとしたまま画面を開いて)

…10時………。←

【収拾しとく(笑)あげおち！】

[寮/廊下→階段]

真田くん

げっ、見つかった
来ないで来ないでっ
変態がうつる
(後ろから相手の声がしたため振り向けば相手が近付いてきたため急いで階段をかけ降り)

【わーい(*^^*)】

[寮/廊下→階段]

真野ちゃん

何もしてないのに逃げられるこの切なさときたら｡ナチュラルSの素敵さ！この学園にきて良かった！
(逃げる相手に勝手にドキドキし心の声がだだもれするが今日の予定を思い出しては相手を追いかけ)

待って！真野ちゃん！いや、体力の限界まで走ってから待って！

[寮/階段]

真田くん

心の声漏れてるっつーの！
口縫っとけ！頑丈に！！
(後ろから聞こえてくる台詞にツッコミを入れつつも立ち止まることなく一気に階段をかけ降り)

真田くんが止まるなら私も止まる！

[寮/階段]

真野ちゃん

なに､その素敵なご褒美！
(目を輝かせ言うと手すりに跨がって滑り降り下に着くと"何この絶妙な痛さ…"とうっとりして呟き我にかえれば相手の方を向き)

真野ちゃん､これからお出かけ？

[寮/階段]

真田くん

うわ、なにそれ
って、邪魔邪魔！！うっ
(相手の行動に驚くもいきなりは立ち止まれずに着地した相手にそのまま突っ込んで吹っ飛ばし自分も転べば今日の予定を聞かれたことに切れ)

出かけない！
出かけるはずだった友達はくそばか彼氏とデートだよ！！

[寮/一階]

真野ちゃん

うわっ…いてて｡んしょっと｡大丈夫？
(まさかぶつかられるとは思わず構えてなかったため派手に尻餅をつき"今日は朝からいい日だなあ"と恍惚な表情になり立ち上がると微笑んで手を差し伸べ自らの願望を口にしようとするが途中でやめて背中の装備[ﾜｲﾔｰ､ｸﾞﾘｾﾘﾝ､台所用洗剤､タライ]を見せて)

わ､いいな｡そのバカ彼氏くん｡僕もののし…じゃなくて！じゃあ､せっかくだしコレやらない？

[寮/階段]

真田くん

大丈夫だけど…それなに？
(手を差しのべられるが自分で起き上がり相手を見れば理解できないものを見せてきていて眉を寄せながら首をかしげて)

[寮/一階→玄関]

真野ちゃん

ふふーん｡これはねえ､中庭に着いてからのお楽しみ。
いらいらしたのも忘れるんじゃないかな？
(興味を持ってもらえると得意気に言葉を発し玄関の方へ歩を進めながら後の言葉を言って)

[寮/階段→玄関]

真田くん

暇だから付き合ってあげる
(相手が相手なので不信感を抱きつつもさすがに中庭で変なことはしないだろうと相手についていき)