私立織愛学園＊８０

ｰ寮/玄関ｰ

窪田

…あーあ、良くやった青年

(見知らぬ相手とぶつかった反動で落ちた小箱を残念がる素振りをしながらも良くやってくれたと言葉を掛けながら起き上がらせようと片手を差し出し)

【ごめーん、遅れました(笑)よろしく＾ω＾】

<寮/四階廊下>

…………明後日かぁ
早く起きたら見れるよねーきっと
(携帯をかちかち弄りながら自室から出てくれば、ポツリと独り言を呟きゆっくり歩き出して)

はぁー

【誰もいない…かな？
気長にあげ待機(*^^*)】

[寮一階/玄関]

→風夏先輩

(出された手をじろりと見た後その手を避け拾った箱を押し付けるように渡しスリッパに履き替えながら見た目貰い物だと思われるそれに対して相手の言っていることがいまいち分からず続けて)

…意味分かんねぇ。←

【こちらこそごめんなさい！(泣)】

ｰ寮/玄関ｰ

窪田

どーせ中身シュークリームかケーキだろうから良くやった、ってな

(差し出した手を振り払われれば小さく唇を尖らせ"折角の俺の厚意を"とムスるものの然程気にしてないのか渡された小箱の中身を開けずとも分かると嫌そうな顔をしながら言葉にし)

俺が嫌いなことを良いことに毎回毎回土産だって作りやがって…

【気にしなーい☆＾＾んじゃ宜しくっすbﾉﾝ】

<寮/談話室→玄関>

…………………

あ、今なら見回りいないなも
(携帯をいじりながら思い付いたように呟けば立ち上がり、談話室を出て玄関へと駆け足で向かい二人に気づくと足を止め、様子をうかがいながらゆっくりて歩み寄っていき)

[寮一階/玄関]

→風夏先輩

は、…？……ごめん、つか早く言えよ。←

(箱の中身をケーキ等だと聞けば落として悲惨な姿になっていることを想像し罪悪感に面倒臭がりながらもポケットから財布を取り出し中から千円札一枚を抜き先程と同じように荒々しくそれを相手の身体に押し向きを変え階段の方へ歩いていき)

【絡みありがとう＼(^o^)／初うれしかったー！(笑)】

ｰ寮/玄関ｰ

雛ちゃん

…誰かにやるか、

(自分に近づく気配に気付かず先程ぶつかって落ちた小箱を目線の高さまで持ち上げ中身が予想できるのか嫌そうに眉を寄せつつ箱を見つめ)

【久々に宜しくっす(笑)＾＾】

<寮/玄関>
風夏

(ゆっくりと歩みより、背後から顔をのぞきこむようにして相手の頬を左手でつつき、)

…………ん？
…………………………女の子から？

【こちらこそ
久々よろしくね！】

ｰ寮/玄関ｰ

窪田

…はい？…って、ちょ…待てって

(自分としては中身がグチャグチャになって万々歳といった状況の中、面倒くさがる様子の相手から千円札を押し付けられると意味が分からないとばかりに首を傾げ、ソレを返す間もなく階段へ行かれれば貰うわけにもいかないが名前も学年も知らないため参ったと頭に手を当て)

んだよ、アイツ…こんなもん貰えるか。夏目漱石、命名、夏目君だな

【千円札の人って夏目漱石だったよね？←(笑)窪田君＝夏目漱石になりましたｗﾉﾝ】

ｰ寮/玄関ｰ

雛ちゃん

…………へ？

(処分方法に迷っていたら頬がムニっとつつかれた為その方向へ振り向くと久し振りに姿を見る人物が居り、間の抜けた声と共に雛ちゃん？と首を傾げると女の子からの貰い物かと尋ねられた為嫌そうな顔を一層濃くしながら説明し)

だったらまだマシだったんだけどね…、久し振り雛ちゃん