私立織愛学園＊７９

<→島東側/港>

森を歩き回ったけど
あの小屋なんか不気味だったな
……………あれ、ﾁｮｰｸﾊﾞｯｸどこやったんだっけ
………………………………
うわ…最悪山小屋に
忘れてきた←
どうしようかなぁー
明日にしようかなぁ…
(タオルで汗を拭きながら港にやって来れば腰につけてたバックが無いことに気付き今日1日を振り返れば発見した山小屋を発見しどうするか悩み暫く考えた後)

あのバックの中に
家族の写真入ってたし…
やっぱり行くなら今だな←

【あげあげ】

（川付近）

うおー…冷たてー
（髪を洗おうと上半身だけふくを脱ぎ短パンで川の中に入りしゃがみ息を止めて顔を川の中につけてごしこしと一気に洗うと顔を上げて）

おー気持ちー！
……風呂が無いのが難点だなぁー

【あげたいき】

<川付近>

智くん

ねぇ…どこに行ったの…？
一人にしないでよ…←
(執事の姿を探しにキョロキョロと辺りを見渡しながら川に来れば怖いのかか細い声を発し)

【ビビらせ絡ませ!!まだいるかな？】

（川付近）

ふー…さっぱりした！
……ん？………
（まだ上の服は着ておらず持ってきたタオルで髪を乾かすとどこからか聞き覚えのある声が聞こえてそちらの方へ向き
）

ん…？
………撫子か？

<川付近>

智くん

？？:ねぇねぇ…

誰かいるの…？←
(暗くて良く見えないため不安そうに尋ねれば相手の背後から撫子ではない声が相手だけに聞こえ)

（川付近）
撫子

……………!!
い…いやっ!!気のせいだろ
(引きった笑みを見せながら慌てて服を着て相手に駆け寄り辺りを見回すと川の上に白い人が見えて体が硬直して←）

<川付近>

智くん

わわわわっ…ちょ…あれ智くん？どうしたの？←

白い女の子:ふふっ…ずっと待ってたのよ…

(突然暗闇から近づいてくる相手にびっくりし思わず後退りするもペンライトで相手を確認すれば撫子には見えてないのか首を傾げ何があったか尋ね)

（川付近）
撫子

な…撫子!!
こっちこい!!
（完璧に声が聞こえると近くにいた相手の手を握り自分の胸の中に引き寄せてしっかり抱きしめると女の方へむき）

ま…待ってた…？

<川付近>

智くん

えっ!?ちょ…何、何？
(相手の慌てようにすっかり混乱しとりあえずｷｭｯとしがみつき"待ってた？"と首を傾げ)

白い女の子:新しい私の身体…
その子、待ってたの

（川付近）
撫子

詳しい事は後で言うから撫子は目をつむって耳塞いでろ！←
（いつもとは違い真剣な声で言うと相手の頭を更に自分を引き寄せｷﾞｭｯっとしっかり抱きしめ直し）

………撫子を？
ふざけんな!!こいつだけは絶対に渡さない!!
何があったかしんねーけどお前はこっちにはもう戻ってこれないんだ！