ｳﾞｧﾝﾊﾟｲｱの館 <BL>

　
<談話室>
如月

…仲良くねぇ、よくわからないがまあ仲良く頼むわ。
あんた、名前は？

(伸ばされた手を見て握手するとにやりと笑みを浮かべて)

桐谷

覚悟ねぇ…死ぬわけでもねーのに、なんで覚悟決めないといけないんだか…。俺は、ただの興味本位だよ。暇つぶしにはなるだろうってな。

（覚悟という言葉に不思議そうに首を傾げて意味がわからねぇと呟き、退屈そうな様子で相手を見ながらはっきり答え)

ユウ

…こんな場所に猫…？

(俺と一緒に迷い込んだかと不思議そうに猫を眺めて)

【よろしくお願いします！】

<談話室>
ユウ

……ユウ…？あぁ、今日は満月か
（見慣れた黒猫の姿が目に入れば緩く首傾げてその名を呼び、次いで窓へと視線移せば丸い月が覗いており目を細めて）

<談話室>

ﾕｳ

へえ、今日満月なんだ
(クスッと笑みを零しながら抱き上げ)

七斗

如月遊、お前は？
(握手された手を見つめながら言い)

<談話室>
遊

大丈夫かー…？本当久し振りだからな。無理もねえよ
（見るからに余裕の無さそうな相手を心配そうに見やり最後に人間が訪れたのはいつだったかと考えるも思い出せない程昔だと言う事に苦笑し言って）

<談話室>

飛呂

昔過ぎて思い出せねぇよ…
(呆れながら相手の肩に手を起きながら寄りかかり)
飛呂、無理…
　

<談話室>
七斗

まあ確かに死ぬ訳ではねえけど、な。まあいずれ解んじゃね？
（相手の言葉に何と説明して良いのか解らず苦笑浮かべるも、説明するより実際に体験した方が解りやすいだろうと思い言って、"良い暇潰しになると良いな？"と付け足し）

　
<談話室>
如月

俺は時鷺七斗だ。
にしてもよ、よくもまぁ…こんな所に住んでるよなー…。

(見慣れない場所なのでやたらきょろきょろと辺りを観察しながらとりあえずすごい場所だとわかったのか感動の声を上げ)

<談話室>

七斗

ここでないと住めないからな
(フッと笑みを零しながら相手に背を向け歩き出し)

　
<談話室>
桐谷

…ふーん、あんたは色々知ってるみたいだな。ここの家主か何かなのか？

（少々不満そうな表情を見せるが何やら意味深な言葉には、早く潰せればいいがな、と返し何気なく思った事を返し)