私立織愛学園☆74

　
［談話室］
鮎川さん

……花…です
（声を掛けられるとﾁﾗｯと振り返ったあとまた窓の方を向きチビすぎて鍵に手が届かないのか背伸びをしてﾌﾟﾙﾌﾟﾙとし出し←）

　

<談話室>

遥佳様

それはそれは、スミマセン

(注意されれば直ぐに謝るものの目元は嬉しそうに細めていて自分の問いに返答が帰ってくると相手の髪を整えつつ続け)

では、そのちょっと以外の時間は……また彼女をお探しに?

小宮くん

花?…ああ花壇の、

ふふっ、中々個性的な絵画ですね

(僅かに聞こえた単語を理解すればスケッチブックの中身を見て、思わず口元に手を当て笑いはしたも褒めてﾞ他のものも見せて下さいませんか″と相手に尋ね)

　
［談話室］
神楽坂先生

………、ん
（いつも咲良には容赦なく爆笑される絵なので認めてもらえると(←)頬を赤らめ目に見えてわかるように照れながら植物や空ばかり描いてあるスケッチブックごと両手で差し出し）

<談話室>

小宮くん

花…？………、見たいの？
(きょとんとして小首を傾げ相手を見れば動きに小さく笑い"お花を描きたいの？"とスケッチブックを指差し尋ね)

弥勒

直す気ないくせに、………それに…見付けたってこっちの台詞…

(子どものように膨れ言えば次の言葉は寂しそうに独り言のように呟き、次の質問をされれば膝をぎゅっと抱え顔を埋め若干声を震わし)

…あのね、もしかしたらここにはいないのかなぁって…

　
［談話室］
鮎川さん

描き…！たい！
（スケッチブックを神楽坂に差し出しながらｺｸｺｸと頷けば自分が考えていることがわかってもらえて嬉しそうにし）

　

<談話室>

小宮くん

…そっか、じゃあ僕が取って置きの場所教えてあげるっ

(相手の言動に目をパチパチすればにこっと子どもっぽく微笑み口元に人差し指を当て"へへっ"と小さく笑い言い)

<談話室>

小宮くん

貴方の五年後が楽しみになる絵ですね、

(パラパラとスケッチブックをめくり微笑と共に一言続ければ相手の表情に思わず無意識に頭に手を乗せ撫でやるとﾞん、…この感触は、″とふいに何かが過ぎり)

スミマセンが……片手を貸して頂けませんか?←

遥佳様

その口ぶりでは入れ違いばかりしてたんですかね

(相手の膨れ様にに小さく笑うと一人納得したように呟き、髪を乾かしていたタオルを机の上に置けばさっきとは違う態度を見せる主人に眉を落とし困ったような姿を見せるが声色は淡々としており)

貴方が彼女は此処に居ると信じてきたのでしょう、
…もう少し自分自身を信じてみては?

<談話室>

弥勒

１人にしないって…、１人にしないって約束したじゃん……っ

(相手の様子に気が緩んだのか不安定な状態なのか泣きそうな声で呟き、次の言葉を聞けば意地を張るように目元を赤くした顔で相手を見るがどこか不安気で)

………っ、わかってるよ
お姫さまは待ってるよね、見付けてあげなきゃ

　
［談話室］
鮎川さん

……！
（相手の言葉にパァッと表情を明るくすれば先程以上に何度も頭が取れるんじゃないかというくらい大きく頷いて）

神楽坂先生

……？手？
（頭に手を置かれれば嬉しそうに目を閉じ片手を出せと言われると不思議そうに首を傾げて右手を差し出し）

　

<談話室>

小宮くん

じゃあ今度昼休みにでも連れてってあげるっ！

(可愛らしい様子にどっちが子どもだと言う感じに無邪気な笑みで答えれば、ふとまじまじ相手を見て小首を傾げると頬笑み)

そうだ、名前聞いとかないと教えられないよね
僕は鮎川悠佳、高校2年生だよ☆