私立織愛学園☆74

　
【中庭】

……へ…へくしゅっ、

(いつものジャージにマフラーだけ巻いてポケットに手を突っ込みながらふらふらと散歩しいていれば北風が吹いてきてくしゃみをし"さぶい"と身震いした後、部屋に戻ろうと元来た道を小走りで走っていると途中に小さな紙片が数枚落ちているのに気づき立ち止まって思わずその中の一枚を拾い上げ)　

なんだこれ？…何か書いてる。

【あげ(^q^)】　

<寮+屋上>

冬本君

おやおや私としたことが←

では気をつけて行って下さいね

(面白いと言われれば目を細めありがとうございますと嬉しそうに伝え用だと行って屋上を去って行くのを見届けると゛では自分も″と同じように出ていき

【ありがとう(^^)ﾉｼ
自分もちょい落ち】

[寮/自室]

あー…………だるい｡眠い｡
………すいません､今日行けn(ry……ってのは冗談です｡はい｡
(携帯のアラームで目が覚め布団を被りもう一眠りしようとするがアラームがうるさく手探りで探し当て時間を確認するとｷﾞﾘｷﾞﾘな時間だったため会長に電話し生徒会をｻﾎﾞろうとするが圧力をかけられｻﾎﾞれず撃沈し)

誰やねん､ｱﾗｰﾑいじったん…
【あげ落ち】

　
［学園/職員室］

よ……っこい、しょっと
（コピー用紙を大量に運んでくればコピー機近くに落とすように置き腰を伸ばしながらトントンと軽く叩いて）

【待機(^ω^)】
　

[学園/生徒会室]

……………………っと､会長､終わりましたよ
(朝から今までｻﾎﾞってきた分の雑務をこなすと眠っている会長を軽く揺すり一声かけて立ち上がり伸びをし窓の外を見ると小雨が降っていて寝ぼけている会長に爽やかな笑顔をむけ提案し)

相合傘せん？

｢なら濡れて帰る｣

ちょっ……冗談ですやんか～

【多分待機(^ω^)】

　
【校庭】

(小雨が降る中それに気づいてないのか気にしてないのか、校庭にある一番背の高い鉄棒に器用に足だけ引っ掻けて腕を組みコウモリのようにぶらぶらとぶらさがりながら棒つき飴を口にくわえぼんやりと校舎を眺めていて)

……あり？雨？

【あーげ】　

[校庭]

甘貝

濡れんで？
(会長と別れ置き傘をパクり帰ろうとするが相手が目に入り近付くと傘に相手を入れしゃがみ一応､目を見て声をかけ)

【(^q^)】

　
【校庭】

若松さん

(声と視界に入った相手が面識が無い生徒だったため一瞬目をぱちくりさせきょとんとするが、雨が当たらないことで傘の中にいると認識すれば飴を右手に持ちシシシと歯を見せて笑い)

傘アリガト。でもさ、たまには濡れたいからそれいいや♪
　

[校庭]

甘貝

そ？……雨に濡れたい時ってどんな気分？
(微笑み自分の方に傘を傾けると唐突に質問し"風邪ひくなよ？"と傘越しに空を見て続けまた相手に視線を戻し)

ハロウィンやから……コウモリやっとん？

　
【校庭】

若松さん

雨に濡れたい時かぁ…んー…、何か忘れたい時とか？…っあ、てか今思い出したけどあんたさては副会長さん？

(にんまりと笑みを浮かべて話しているといきなり↑のことを思い出して相手を見つめて問いかけ、こちらにきた質問に対しては首を横にふるふると振り否定し)

ただの気分だよっ、ただこの飴はハロウィンだから初等部の子からパクったけど。
…そろそろ血が上って爆発しそうだから降りようかな♪　