私立織愛学園☆74

<談話室>

弥勒

…僕は空っぽだから、弥勒がいないと何も残らないんだよ…

(顔を隠しながら擦れた声で辛うじてそう言えば不安げな表情のまま口元を隠しちらっと相手の方を見て小指を絡ませ、次の言葉には頬を染め小さく笑い)

うん…、ありがとう

小宮くん

…あき、くん？
わかった、僕はハルでいいよ！
(相手の名前を聞けば嬉しそうに頬笑み"僕たちもう友達かな？"とにこにこと素で自分よりはるかに下の子に見当違いな質問をして)

<談話室>

小宮くん

あ、…コホン!
失礼しました、あまりにも頭を撫でたときの感触が彼女そのものでして、

この手、大事になさって下さいね←

(ポカンとした表情に気づくと一旦落ち着いて理由を話すが、相手の手を包むように胸の前で持つと真面目に伝え)

　
［談話室］
鮎川さん

（目を丸くしたあと俯いて少しもじもじしながら"………ハル"と蚊が鳴くようなめちゃくちゃ小さな声で復唱し、友達と言われれば感動で口をﾊﾟｸﾊﾟｸとさせて）

神楽坂先生

（コミュニケーション能力が低い為か未だによく理解出来ておらずきょとんとしながらも空いている方の手をじっくりと眺め）

<談話室>

遥佳様

私にそのようなお言葉をかけて下さる坊ちゃんに何もないなんて思いません。が、とても嬉しく思います

(指切りのため結んだ小指を見詰めながら伝えると立ち上がり数歩下がった所でﾞ少々話しを変えますが、例の仕事(ﾊﾞｲﾄ)は?″と数日前探してた時の事を思い出し尋ねてみ)

<談話室>

あっくん

あれ…、まだ早かったかな…？

(友達を作るのが苦手なのか相手の反応に勘違いし不安そうに年上らしからぬ戸惑った様子で遠慮がちに相手を見て)

…おっ、お花の一番いい表情も教えてあげる！
人間と同じように花も夜になったら眠るんだよ、だから昼間に話し掛けてあげるんだっ

<談話室>

小宮くん

………………………………………………。

(ジーッと穴が空きそうな程目の前の相手の手をガン見するといきなり無言で立ち上がり自分の服をパンパンと叩き何かしらの準備をすると両手を広げ、さぁ来いと満面の笑みを浮かべ)←

<談話室>

弥勒

…だめだよ、僕を受け入れてくれない人は壊しちゃうんだから

(指切りをし手を膝の上に戻すと相手の言葉に対し目線を落とし暗い表情で淡々と続け、バイトのことを聞かれればふいっと表情を変え顔をあげ)

今日は休み
でも明日からまたあるよ、もうあそこの家にお金を貰うつもりはないからね

-四階廊下-

あー………………､寒い｡
(自室のドアを開け､軽く目を片手でこすりながら廊下に出れば急な冷気に思わず体を震わせ､目の前の窓の前に立ち､外を見て)

【待機(^ω^)】

<談話室>

遥佳様

それならば私の役目は早く貴方の元に彼女を連れて来る事、または探し出す事になりますね

(黙って聞くと敢えて微笑みを崩さずに自分の仕事を告げるが、バイトの事を耳にすると納得してない様に眉を寄せらしくないが言葉を濁らせつつ続け)

…いくら家の事があろうともあのバイトは、その、…なんとかならないのですか?
坊ちゃんの身がとても心配で、

<談話室>

弥勒

…うん、頼りにしてるよ☆
夢を見た日には、また僕の御伽噺を聞いて

(相手の返答に先程とは別人のような笑みを向けて優しく微笑み言い、次の言葉には相手よりはるかに楽観的にとらえてるような言葉を言い)

それも大丈夫、あっちはナリさえあればいいんだから
…そうだ！弥勒もやったらどうかな？
んー、きっとそのまま執事でいいと思うんだけどっ☆