私立織愛学園☆73

【寮/屋上】

＊玲奈

どうせ軟弱ですよ、…だから山登りも出来ないんですよ。

(呆れた風に言われてはあからさまに不貞腐れた態度で意味の分からない言葉を唱えれば腰を擦りつつ、問いかけには暫し考えた後浅く頷き)

…うん、筋肉痛？かな。腰が痛くてお爺さんみたいになっちゃった。

＊和泉くん

…君だって充分細いから見た目だけなら大して俺と変わらないよ。

(女子が"短気の和泉だああ！"と捨て台詞を残して去って行けば相手を一瞥した後率直な意見を、だが何か怪しい感じで言われた言葉には訝しげに眉を寄せて)

何……まさか、俺のこの素晴らしき腰付きエロスラインを崩す気？←

　
[寮/屋上]

瀬戸

別に……

(バカにしたようにふっと笑うと榊へ近寄る相手を見てゲッと思い二人から少し距離をとってひきつった笑みを見せ)

夜中だってのに暑いのはなぜだろうな　

　
[寮/屋上]

榊

俺がてめーと変わらないだと？

(なぜかゆっくりとした口調でそう返すと聞こえた女子の言葉に"あんなのがファンかよ"と呆れ返り、相手の次の言葉には軽く鳥肌を立てて気味悪がり拳を震わせ)
おまっ…頭のネジ、舞台に落としてきたのかよ……　

<寮屋上>

千尋

別に軟弱だなんて言ってないじゃない。
(可笑しそうに相手の様子を見ると眉を下げ山登りと言われると意外そうにし首を傾げ)

……山登り、したの？

和泉くん

……更年期なんじゃないの←
あー…、短気だから血圧あがりやすいとか？
(榊を気にしながら相手を見ると表情は真面目だがからかうような口調で問いかけ)

　
[寮/屋上]

瀬戸

俺が更年期ならお前も更年期だ

(満足したようにかっかっかと喧しい高笑いをし、続いての言葉には首を傾げ確かめるように一言ずつ言うと最後の言葉には手を軽く振って否定し)　

短気？…俺が？
…………ないないない　

【寮/屋上】

＊和泉くん

……そう怒らず、互いに細長いってだけで後は全然違うから怒らないでよ。

(やはり危なさを感じると一歩距離を置いて落ち着かせるように言葉を掛けるが殴られない為に同じ同じ言葉を繰り返し/←/女子に大しては"…知らない人です"とシラを切り、冗談が癇に障ったのか悪態やらを見ては軽く笑み浮かべつつ冗談且つオカマ口調で返し)

だって帯に締め付けられ続けたからナイスバディなのは事実だし……触ってみるゥ？←

【寮/屋上】

＊玲奈

言われてないけど大袈裟、みたいに言うから何かさァ…まあ思ってないなら良いや。

(さっきとは打って変わって飄々とした態度で切り返しては再三腰を撫で続け浅く息を吐きながら、先日の地獄宛らの山登りを思い出し顔の擦り傷見せて←)

うん、ちょっと付き合えって言われたから行ったんだ。そしたら山中に置いてかれるし疲れるし散々で…ほら。

　
[寮/屋上]

榊

怒ってねぇよ

(明らかに腹を立てているにも関わらずぶっきらぼうにそんなことを口にし相手が先程の女子を知らない人と答えると全く信用していないが特に気にも止めず流して、最後の言葉には思わず吐き気をもよおし左手で自分の口を押さえ)
うﾞっ……
何を考えてやがるんだてめぇは…ったく気持ち悪ぃ奴。
　

【寮/屋上】

＊和泉くん

ふうん、へえ………なら良いけど嘘付くの、下手だね。

(明らかな様子を見ながら意味深に声を上げれば怒ってない事で妥協するものの未だに腰を撫でつつポツリと呟き、自分の態度に吐き気催すような様相を見れば思わず小さく笑声上げ)

ははっ、和泉くん繊細ィ。
…まあ常から女らしさみたいなの強要されてたからオカマっぽいらしいし、気持ち悪いは言われ慣れた。←

　
[寮/屋上]

榊

あァ？嘘くらい付けるわ、俺に下手なもんあったか？

(目は冷たさを残したまま口角を上げて微笑み相手の前髪を片手で軽く掴んで黒オーラ(笑)を放ちながらそう返し、"繊細"に対しては"知るかっ！"と吐き捨て気持ち悪いと言われなれたという相手を嘲笑するようにククッと喉で笑い何を勘違いしたのか次の言葉を述べ)

そうかお前はオカマだったのか。
女っぽい野郎だとは思っていたが、やはりそうだったか。　