私立織愛学園☆73

〈体育館〉

……。
(授業に参加する気がないらしく女子同士ペアを組んでバスケットのパス練習するのを隅っこに体育座りして眺めてあて)

………ふあぁ…。
((眠たいな…、漫画読み出すと止まらないんだもんな…。))

【あげ】

[グラウンド]

沖瀬

それ以外にあの方が俺に付きまとう理由が思い当たらないので｡
(相手を観察するように見て本人は割と本気で言っていて呟きが聞こえ溜め息をつき"軽い奴だなんて思ってない､秋から聞いてるし"と独り言のように言って)

貴女は嘘ついた事ない？

-グラウンド-

▼白沢さん

…あぁ､あなたがそう思ってるんだ｡あの子はあなたに､本気､かもしれないのに｡
(相手の独り言が聞こえたのか聞こえてないのか､一つ間を置いて"……そう｡"とまた呟けば顔を上げ､正面を見て)

ある｡けど､一人に何個も嘘､
重ねた事はない､と思う｡

[グラウンド]

沖瀬

それはないね｡僕なんて気の迷いの部類だろうし
(歌舞伎役者に勝つわけがないと思っているので素直に思っている事を口にし"…………秋といて幸せか？"と何気なくとも意味深ともとれる事を言って)

貴女に嘘そんなに言いましたか？

-グラウンド-

▼白沢さん

そういうの､全部､
気の迷いから始まるもの｡
(まだ相手の方は見ずに顔を下向けて言えば､相手の質問に対し､"…それ聞いて､どうするの｡"と迷ったのか間を置いて発言して)

親､昨日の話､かな｡

[グラウンド]

沖瀬

だとしたら一方的な想いです｡早く諦めてもらって辛くない方がいいでしょ
(相手の言葉に納得したのか昨夜も似たような事を言ったなと思い苦笑して"貴女が幸せなら秋はやめといた方がいい"と真顔になると真っ直ぐ目を見つめて言い)

昨日のは嘘じゃなく冗談です

-グラウンド-

▼白沢さん

じゃ､諦めてもらうよう､
上手く言い包めるしかない｡
ストーカー化､するかもしれない｡(真っ直ぐ目を見ながら言われるが､その目が見れず視線をそらして"…あなたに､関係､ない｡"とたどたどしく言えば)

ん､もう､何でもいい｡
嘘つき言って､悪かった｡

[グラウンド]

沖瀬

言い包めたら､とっくにしてますよ｡
それに､もう半ストーカーみたいなもんです
(諦めている事なので溜め息をつき言いい"四六時中つきまとわれて夜には部屋まで来て居るか確認しに…"とここ２､３日でされた事を言っていき"忠告はしましたから"と短く言って)

別に大丈夫です｡

-グラウンド-

▼白沢さん

担任に､相談したらいいのに｡
("そんだけ苦労､してるなら｡"と相手をちらと見て言えば､忠告したとの言葉に"…ありがとう｡"と視線を下に移して短く言って)

[グラウンド]

沖瀬

そんなこと相談したって意味ないでしょ｡
あの方の将来に響くと可哀想ですし
(一応､ゴリ田の事を気遣っているのか地面の土を弄りながら言えば"まあ貴女は聞かないでしょうし､礼は必要ありません"と下を向く相手の顔に触れ上を向かせ)

俺がいじめてるみたいに見えるので