私立織愛学園☆73

【図書室】

＊玲奈

はは、何言ってんのさ。こんな色男俺以外に居る訳無いって言うのに。←

(返答を聞けば可笑しそうに笑いつつお馴染みの自意識過剰発言で切り返し、葉山と相手と少し離れた場所で三●志の小説を軽く目通しして)

…ありがと、体は全然平気。小さい頃からこんな生活だったから慣れてるし。…玲奈は？変わりない？

　
［図書室］
瀬戸先輩

小さい頃にこういう本を開いて異世界にって物語読みました
………普通ですね←
（小さい頃に読んだ本の話をしながら開いてみれば特に変わったことの無い本でぼそりと呟いてから読み始め←）

榊先輩

…世の中歪んでます
（相手の言葉に心から嫌そうに表情を歪めたあと本を読み始めて）

………榊さんは
　

<図書室>

千尋

…あ、千尋だわ←
(相手の発言に可笑しそうに笑みを漏らすと安堵し小さく頷き)

元気そうで良かった…。
私も変わりないし大丈夫。

<図書室>

葉山さん

異世界…、行けなかったね←
(残念そうに冗談混じりに呟くと相手の普通発言に興味が薄れ背凭れに寄りかかり、本を読み始める横顔を見ると唐突に問いかけ)

……元気？←

【図書室】

＊葉山さん

…人間は脳が発達してる分腐りやすいのかもね、よく分かんないわ。

……千夏？彼奴がどうかした？
(腐ってると聞けば幾分か真摯に応じ深々と溜め息を吐いて、榊さんと呟くとさん付け故に妹の事かと思いいきなりだった為やや驚きがちに)

＊玲奈

…何かそれで俺だって思われてもヤだなぁ、俺を見極める愛が足りてないんじゃない？

(自賛で理解されては少し複雑なのかふて腐れたように眉を下げつつ意味の分からない事を呟くと貸し出しの準備を始め)

そっか…なら良かった。…でも夏休み何にも出来なかったのは残念。

<図書室>

千尋

冗談でしょ。
(相手の様子を見ると可笑しそうに笑ったまま呟き、夏休みという言葉を聞くと眉を下げため息をつき)

…なんかね、次会ったら文句？とか色々言ってやるって思ってたんだけど…。
顔見たらどうでも良くなっちゃった。

　
［図書室］
瀬戸先輩

…行けたら良かったのに
（読んでみても特に面白くなかったのか早々に本を閉じると物凄く小さな声で呟き相手の唐突な問い掛けには少し黙ったあと答え）

………普通です

榊先輩

元気、ですか？
（兄を目の前にして仲良くなりかけていた妹の方が気になるのか本を見つめたまま控え目に尋ね）
　

<図書室>

葉山さん

………普通、ねぇ。
(閉じられた本と相手の顔を交互に眺めると相手の言葉を繰り返し視線を外に移して)

【図書室】

＊玲奈

(冗談と聞けばやや満足気にするだけでそれ以上は何も言わず、夏休みの話題で様子が変わると後悔したように眉を寄せるものの喜ばしい言葉のお陰で表情が自然と綻び)

文句くらいなら聞くよ、一言言えば良かったんだろうし…でもそう言ってくれたら嬉しい。
……会えなかった分我が儘言ってね。

　
［図書室］
瀬戸先輩

………、
楽しいですか？
（相手と榊のやり取りを聞いたあと相手の横顔を見ながら無表情でいきなり尋ねて）

　